リリース4.2の新機能
ストレージ・ディレクトリ・ベースのトポロジ・レイアウト
トポロジ・レイアウトで、ストレージ・ディレクトリ・サイズ情報が考慮されるようになりました。ストレージ・ノードでストレージ・ディレクトリ・サイズが指定されていると、deploy、rebalance、redistribute、contract topologyコマンドは、シャードとパーティションを調整してディレクトリのサイズを考慮します。
RF=2による書込み可用性の向上
レプリケーション・ファクタ2のストアは、ストアにアービタ・ノード(シャード内の2つのレプリケーション・ノードの1つが利用できなくなった場合にシステムがマスターを選択できるようにする新しいタイプの軽量ノード)が含まれている場合、単一ノード障害後の書込みを継続してサポートできるようになりました。アービタを使用すると、ストアによって維持されるデータ・レプリカの数を増やすことなく、可用性を向上できます。
ストア縮小
新しいtopology contract
コマンドを使用すると、ストレージ・ノードを削除してシャードの数を減らすことにより、ストアのサイズを縮小できます。レプリケーション・ファクタは変更されません。
問合せおよび全文検索の一般リリース
問合せ言語と全文検索は、一般的なリリース機能になりました。
JSONデータ型のAPIサポートのプレビュー・リリース
JSONデータ型の宣言と使用に対する限定的なサポートがプレビュー・リリースとして提供されています。詳細は、12cR1.4.2.10での変更点を参照してください。