Essbase 11g On-Premiseのユーザーおよびグループの移行

ネイティブでデフォルトのShared Servicesセキュリティを使用する場合、次のステップは必須です。Shared Servicesで外部セキュリティ・プロバイダを使用する場合、またはShared Servicesでフェデレーテッド設定を使用する場合、次のステップはオプションです。Shared Servicesで使用されたのと同じ外部セキュリティ・プロバイダを使用するように、Oracle Identity Cloud Serviceを構成する必要があります。

  1. Enterprise Performance Management (EPM) Shared Servicesユーザー・インタフェースを起動します。「Application Groups」「Foundation」「Shared Services」の順に移動します。
    「Shared Services」フォルダには、グループおよびユーザーのデータが格納されています。
  2. 「グループ」および「ユーザー」の各チェック・ボックスを選択し、「エクスポート」をクリックします。
  3. 「ファイル・システムにエクスポート」ダイアログ・ボックスで、ターゲットの「ファイル・システム・フォルダ」の名前を入力し、「エクスポート」をクリックします。
  4. エクスポートが完了したら、エクスポートされたShared Servicesベースのセキュリティ・コンテンツがターゲットの「File System」フォルダに表示されます。エクスポートされたShared Servicesのコンテンツを右クリックし、「ダウンロード」をクリックしてファイルをローカルにダウンロードします。
    エクスポートされたコンテンツがファイル・システム・フォルダに格納されます。
  5. ダウンロードされたzipファイルを展開します。フォルダごとに、次のようなファイルが表示されます。
    ダウンロードしたzipファイルには、グループおよびユーザーのCSVファイルが格納されています。
  6. 生成されたUsers.csvファイルとGroups.csvファイルの形式は、Identity Cloud Service形式と互換性がありません。次に示すように、CSVまたはテキスト・エディタを使用して手動でファイルを再編成するか、Identity Cloud Service形式にマップする必要があります。
    エクスポートされたユーザーおよびグループ Shared Services形式 Identity Cloud Service形式
    Users.csv id,provider,login_name,first_name,last_name,description,email,internal_id,password,activ ユーザーID,姓,名,ミドル・ネーム,Honorific接頭辞,Honorific接尾辞,表示名,ニックネーム,プロファイルURL,役職,ユーザー・タイプ,ロケール,優先言語,タイムゾーン,アクティブ,パスワード,勤務先電子メール,自宅電子メール,プライマリ電子メール・タイプ,勤務先電話,モバイル番号,勤務先番地,勤務先市区町村,勤務先都道府県,勤務先郵便番号,勤務先国,フェデレーテッド,従業員番号,コスト・センター,組織,ディビジョン,部門,マネージャ名
    Groups.csv

    id,provider,name,description,internal_id

    (グループごとに次のデータ:)

    #group_children

    id,group_id,group_provider,user_id,user_provider

    表示名,説明,ユーザー・メンバー

    空の列には、ダミー・テキストを入力します。

  7. Identity Cloud Serviceを使用したクラウド・アカウントへのユーザーのバッチのインポートの手順に従って、ユーザーおよびグループをIdentity Cloud Serviceにインポートします。