関数パラメータ
次の表では、様々な関数で使用されるいくつかの共通パラメータについて簡単に説明します。
ノート:
IF、THEN、ELSE、RETURNなどのキーワードでもあるメンバー名は、引用符で囲む必要があります。 ベスト・プラクティスは、メンバー名を常に引用符で囲むことです。
表2-1 関数パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| attDimName | 単一の属性ディメンション名の指定。 |
| attMbrName | 単一の属性メンバー名の指定。 |
| dimName | 単一のディメンション名の指定。 |
| expList | メンバー名、変数名、関数および数値式のカンマ区切りリスト。これらはすべて数値を戻します。 |
| expression | Essbase内で有効で、計算時に数値を戻す算術式または数値式。 expressionのこの定義には、numDigits、generation、levelなどのパラメータ、およびrateMbrConstやlifeMbrConstなどの関数の財務グループのその他の同様のパラメータも含まれます。 |
| genLevName | 世代名またはレベル名の指定。 |
| genLevNum | 世代またはレベルの番号を定義する整数値。 正の整数は世代番号を表します。 0または負の整数はレベル番号を表します。 |
| mbrList | メンバーのカンマ区切りリスト。 |
| mbrName | 有効な単一メンバー名またはメンバーの組合せ、あるいは単一メンバーまたはメンバーの組合せを戻す関数。 この定義には、関数の財務グループ用の同様のパラメータ(balanceMbrName、costMbr、cashflowMbrなど)も含まれます。 単一のメンバー名(@DESCENDANTSや@CHILDRENなど)を必要とする関数では、メンバーの組合せが指定されている場合、Essbaseはその組合せの最初のメンバーを使用します。 たとえば、mbrNameがUtah->Salesの場合、EssbaseはUtahを使用します。
|
| n | 正または負の整数値。 |
| propertyName | ディメンション・プロパティ名。 |
| propertyValue | オプション。 メンバー・プロパティ値。 値は、propertyNameで指定されたディメンション・プロパティのデータ型と一致する必要があります。 |
| rangeList | 有効なメンバー名、メンバー名のカンマ区切りリスト、メンバー・セット関数および同じディメンションの範囲関数。 rangeListがオプションで、指定されていない場合、EssbaseはTimeとしてタグ付けされたディメンションのレベル0のメンバーを使用します。 Timeとしてタグ付けされたディメンションがなく、このパラメータが省略されている場合、Essbaseは構文エラーをレポートします。 このrangeListの定義には、mbrListも含まれます。 |
| tag | First、Last、Average、Expense、Two-Passなど、現在のデータベースで定義されている有効な勘定科目タグ。タグがメンバー名ではなく文字列として解決されるようにするには、タグを引用符で囲みます。 |
| XrangeList |
rangeListに似ていますが、ディメンション間メンバーをサポートしています。 有効なメンバー名、メンバー名のカンマ区切りリスト、ディメンション間メンバー、または同じディメンションのメンバーのリストを戻すメンバー・セット関数または範囲関数(@XRANGEを含む)。 XrangeListが指定されていない場合、EssbaseはTimeとしてタグ付けされたディメンションのレベル0のメンバーを使用します。 「範囲リスト・パラメータ」も参照してください。 |