メンバーを返すMDX関数
次の関数は、memberまたはメンバー値の式を戻します。
表4-24 MDXメンバー関数
関数 | 結果 |
---|---|
Ancestor | 指定された世代またはレベルで、指定されたメンバーの祖先であるメンバーを戻します。 |
ClosingPeriod | レイヤーの最後の子孫、または時間ディメンションの最後の子を返します。 |
Cousin | 一致するアウトライン・レベルおよびロケーションの子メンバーを別の親のメンバーとして戻します。 |
CurrentAxisMember | メンバー値式の引数のコンテキストで現在の軸メンバーを戻します。 |
CurrentMember | 入力ディメンションの現在のメンバーを戻します。 Currentは、問合せ実行メカニズムのコンテキスト内にあります。 Filterなどの反復関数と組み合せて使用します。 |
DateToMember | 入力日によって指定された日付階層メンバーを返します。 |
DefaultMember | 入力ディメンションのデフォルト・メンバーを返します。 |
FirstChild | 入力メンバーの最初の子を戻します。 |
FirstSibling | 入力メンバーの親の最初の子を戻します。 |
Lag | データベース・アウトラインのメンバーのデフォルトの順序を使用して、入力メンバーの背後にあるnステップであるメンバーを戻します。 |
LastChild | 入力メンバーの最後の子を戻します。 |
LastSibling | 入力メンバーの親の最後の子を戻します。 |
Lead | データベース・アウトラインのメンバーのデフォルトの順序を使用して、入力メンバーより後のnステップであるメンバーを戻します。 |
NextMember | 入力メンバーの後のステップであるメンバー(同じレイヤー内)を戻します。 |
OpeningPeriod | レイヤーの最初の子孫、または時間ディメンションの最初の子を返します。 |
ParallelPeriod | 指定した時間メンバーまたはデフォルトの時間メンバーとして、前の期間のメンバーを戻します。 |
Parent | メンバーの親を戻します。 |
PrevMember | 入力メンバーの前のステップであるメンバー(同じレイヤー内)を戻します。 |
StrToMbr | 文字列をメンバー名に変換します。 |