Import Dimensions
ルール・ファイルを使用して、データ・ファイルからディメンションをインポートします。
最低限必要な権限: 書込み。
キーワード
- import database <dbs-name> dimensions from...
-
ディメンションのインポート元がローカル・ファイルかサーバー・ファイルか、およびディメンションのインポート元のファイルのタイプを指定します。
- ...using ... rules_file
-
指定したルール・ファイルを使用して、ディメンションをデータベース・アウトラインにインポートします。
- ...enforce verification
-
ディメンション構築の結果のアウトラインを確認します。 これはデフォルトの動作です。
- ...suppress verification
-
ディメンション構築の結果生成されたアウトラインを検証しません。
注意:
このオプションを使用すると、再構築が遅延されます。
- ...preserve all data
-
ディメンションのインポート時にすべてのデータを保持する必要がある場合は、ここで指定します。
- ...on error...
-
ディメンション構築中にエラーが発生した場合のEssbaseへの対処方法の指示: 操作を中止するか、エラー・ログに書込みまたは追加してください。
- ...<SQL connect spec> (connect as...)
-
SQLソースからディメンションをインポートする場合は、SQLユーザー名とパスワードを指定します。 SQLデータ・ソースをロードする場合は、常にルール・ファイルを使用する必要があります。
- ...<preserve spec alt> (preserve...data)
-
ディメンションのインポート時にlevel-0または入力データを保持する必要がある場合は、ここで指定します。
ノート
-
この文では、データベースを起動する必要があります。
-
import文を使用する場合は、エラー・ログの処理方法を指定する必要があります。
-
同じ文に複数のファイルが含まれている場合、すべてのファイルが処理されるまで再構築は延期されます。 遅延再構築タイプのディメンション構築は、増分ディメンション構築と呼ばれます。
-
suppress verificationオプションを使用すると、再構築は延期されます。
-
同じ文に複数のファイルが含まれている場合、「最後のファイルに対して検証が強制されていることを確認してください」。
-
SQLデータ・ソースからインポートするには、リレーショナル・ユーザー名として接続し、ルール・ファイルを使用する必要があります。
例
import database sample.basic dimensions
from data_file 'dims.txt' using rules_file 'rulesfile.rul'
on error append to 'dimbuild.log';