CALCREUSEDYNCALCBLOCKS

EssbaseのCALCREUSEDYNCALCBLOCKS構成設定は、動的に計算された値が取得時に再使用されるかどうかを制御します。

CALCREUSEDYNCALCBLOCKS構成は、ブロック・ストレージ(BSO)データベースにのみ適用され、集約ストレージ(ASO)データベースには適用されません。

構文

CALCREUSEDYNCALCBLOCKS TRUE | FALSE
  • TRUE—動的に計算した値が再使用されます。これはデフォルトです。

  • FALSE—動的に計算した値が再使用されません。

説明

デフォルトで、Essbaseは取得時に動的に計算した値を再使用します。これによって、疎の動的計算メンバーの大きな階層がある場合など、他の複数のブロックの計算に必要な動的に計算したブロックを多数含む取得を高速化できます。ただし、この方法を使用した場合に、大きな動的計算機キャッシュ・サイズまたはCALCLOCKBLOCKの大きな値を指定すると、取得のパフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。このような場合は、CALCREUSEDYNCALCBLOCKSをFALSEに設定する必要があります。

CALCREUSEDYNCALCBLOCKS TRUE