CRASHDUMP
CRASHDUMP構成設定は、アプリケーション・サーバー・プロセスの異常終了が発生したときに、Essbaseでコア・ダンプをファイルに保存するかどうかを指定します。
構文
CRASHDUMP TRUE | FALSE
-
TRUE—異常終了ごとにコア・ファイルを含むディレクトリを作成します。これはデフォルトです。
-
FALSE—コア・ファイルは作成しません。
説明
CRASHDUMPは、プログラムの異常終了の診断に役立ちます。
アプリケーション・サーバー・クラッシュの各インスタンスで、CRASHDUMPがTRUEに設定されていると、Essbaseはtmp
でディレクトリ内にコア・ファイルを作成します。新規ディレクトリの名前はESSSVR.timestamp
です。timestampは日時を示します。次に例を示します。
/u01/tmp/ESSSVR.Tue_Dec_1_18_16_17_2020/core
サーバー・プロセスが自動的にシャット・ダウンされると、コア・ファイルにはその時点のコア・ダンプが含まれます。サーバー・プロセスを手動でシャット・ダウンすると、コア・ファイルは空の可能性があります。
Essbaseプログラムの異常終了が発生したときは常に、コア・ファイルを検索します。ファイルが空でない場合、これをサポートに提供してから、コンピュータからこれとそのディレクトリを削除します。ファイルが空の場合、コンピュータからこれとそのディレクトリを削除します。
異常終了のない通常操作では、コア・ファイルは作成されません。
例
CRASHDUMP TRUE
関連項目