IGNORECONSTANTS
IGNORECONSTANTS構成設定は、#Missing値を式のオペランドとして使用する際に、Essbase式の計算後も#Missingのままにするかどうかを制御します。
構文
IGNORECONSTANTS TRUE | FALSE
-
TRUE—式の定数の操作に関係なく、#Missing値は欠落したままになります。
-
FALSE— デフォルトのオプション。#Missing値は式の定数の操作によって変更できます。
説明
#Missingデータ値が定数を指定した式または他のデータ非依存のコンストラクトで処理された場合、デフォルトの動作は#Missingをデータ値として処理します。たとえば、Aが欠落している場合、A+5では5が返されます。
IGNORECONSTANTSをTRUEに設定する場合、#Missingはデータ値のように処理されません。たとえば、Aが欠落している場合、A+5では#Missingが返されます。
例
構成が次のような場合:
IGNORECONSTANTS TRUE
次の式のXの結果は、#Missingです
IF(X)
5;
ELSE
3
ENDIF