MDXQRYGOVCOUNT

MDXQRYGOVCOUNT構成設定では、EssbaseがMDX問合せの終了を保証する条件をチェックする頻度を制御できます。

MDXQRYGOVCOUNTを使用して、MDX問合せチェックのデフォルト数を減らすか増やします。(nを高く設定することで)チェック数を減らすと、パフォーマンスが向上します。カウンタはnから開始し、カウンタがゼロに達するまで減らします。そのときに、Essbaseはチェックを実行します。

構文

MDXQRYGOVCOUNT [appname [dbname]] n
  • appname - オプション。チェック・カウンタを適用するアプリケーションを指定します。appnameの値を指定し、dbnameの値を指定しない場合、設定は指定したアプリケーションのすべてのデータベースに適用されます。設定を特定のデータベースに対して有効にするには、アプリケーションとデータベースを指定する必要があります。

  • dbname—オプション。appnameで指定したアプリケーション内で、チェック・カウンタを適用するデータベースを指定します。dbnameの値を指定し、appnameの値を指定しない場合、指定は無視されます。

  • n—カウンタ(チェック条件の数)を初期化して、Essbaseが問合せの終了を保証する条件をチェックするカウンタ(チェック条件の数)を指定する整数。このパラメータを指定する必要があります。指定しないと、EssbaseはMDXQRYGOVCOUNT設定を無視します。appnameまたはdbnameを指定しない場合、カウンタはEssbaseサーバー全体に適用されます。デフォルト値は1000です。最小値は100で、最大値は5000です。

ノート:

[Esc]キーを使用すると、MaxLクライアントからの問合せの実行を取り消すことができます。

MDXQRYGOVCOUNT 1500