MEMORYMAPPEDDATA

ORACLEHARDWAREACCELERATIONを有効にすると、MEMORYMAPPEDDATA構成設定によってEssbaseブロック・ストレージ(BSO)データベースのパフォーマンスが改善されます。

パフォーマンスが改善される領域には、データ・ロード、シリアルおよび並列計算、エクスポートおよびリモート・ストレージ(NFS)専用の再構築があります。MEMORYMAPPEDDATAをTRUEに設定すると、ページ・ファイルにメモリー・マップI/Oを使用して、Essbaseブロック・ストレージ・データベースのインメモリー計算が改善されます。

ノート:

仮想メモリーの使用量は、データベース内のページ・ファイルの合計サイズと等しくなります。

構文

MEMORYMAPPEDDATA [appname [dbname]] TRUE | FALSE
  • appname - オプション。メモリー・マップ・データを有効にするアプリケーションを指定します。appnameの値を指定し、dbnameの値を指定しない場合、設定は指定したアプリケーションのすべてのキューブに適用されます。設定を特定のデータベースに対して有効にするには、アプリケーションとキューブを指定する必要があります。

  • dbname—オプション。appnameで指定したアプリケーション内で、メモリー・マップ・データを有効にするデータベース(キューブ)を指定します。dbnameの値を指定し、appnameの値を指定しない場合、指定は無視されます。

  • TRUE—メモリー・マップ・データを有効にします。

  • FALSE—メモリー・マップ・データを無効にします。これはデフォルトです。

MEMORYMAPPEDDATA Sample Basic TRUE