リレーショナル・データベース接続の設定
Essbaseを構成する前に、EssbaseとFusion MiddlewareのRCUスキーマがあるリレーショナル・データベースへのネットワーク接続が必要です。
Essbaseに専用のプラガブル・データベース(PDB)をデプロイすることをお薦めします。Oracleのマルチテナント・アーキテクチャについては、「マルチテナント・アーキテクチャの紹介」をお読みください。
- リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)によって生成されたEssbaseリポジトリ・スキーマには、他のアプリ-ションがアクセスすることはできません。
- スキーマまたは表にアクセスする権限は、指定された管理者以外には付与しないようにします。
- PDBにアクセスするロールの割当てや変更を行うための資格情報を、その他のユーザーに付与することはできません。
- PDBに対する変更はすべて記録する必要があります。
フェデレーテッド・パーティションを介したAutonomous Data WarehouseとのEssbase統合は、Marketplaceのリストを使用してEssbaseをスタックとしてOracle Cloud Infrastructure (OCI)テナンシにデプロイした場合、初期状態で有効になっています。
フェデレーテッド・パーティションの操作中に、Autonomous Data Warehouseのサイズを設定してRCUスキーマとファクト表が存在するユーザー・スキーマの両方を処理できるようにする必要があります。RCUスキーマはいずれもファクト表に使用しないでください。フェデレーテッド・パーティション用のAutonomous Data Warehouseのプロビジョニングも参照してください。