Essbaseへの接続のテスト

Oracle EssbaseOracle Cloud Infrastructureにデプロイしたら、Essbase Webインタフェース、キューブ・デザイナ、Essbaseコマンドライン・ツール(CLI)およびMaxLにログインしてEssbaseへの接続をテストします。

ノート:

EssbaseのログインURLについては、Essbase、RESTおよびSmart ViewクライアントのURLを参照してください。

Essbase Webインタフェースへのログイン

  1. Essbaseスタック・インスタンスを操作するための準備の説明に従って、Essbaseインスタスのessbase_urlの値を見つけます。

  2. Essbaseスタックの起動」の説明に従って、Essbaseスタックを起動します。

  3. ブラウザで、Essbaseインスタンスのessbase_urlの値を入力します。

  4. スタックのデプロイ中に指定した、IAMまたはIDCSシステム管理者のユーザーIDを使用して、最初のEssbaseサービス管理者としてログインします。

    初回ログイン時に、ポップアップ・メッセージでアプリケーションの権限を要求されます。「許可」をクリックします。このメッセージは、二度と表示されません。

キューブ・デザイナへのログイン

  1. Essbaseスタック・インスタンスを操作するための準備の説明に従って、Essbaseインスタスのessbase_urlの値を見つけます。

  2. Essbaseスタックの起動」の説明に従って、Essbaseスタックを起動します。

  3. キューブ・デザイナの設定で説明されているように、ステップに従ってキューブ・デザイナを設定します。

  4. スタックのデプロイ中に指定した、IAMまたはIDCSシステム管理者のユーザーIDを使用して、最初のEssbaseサービス管理者としてログインします。

Essbase CLIへのログイン

  1. Essbaseスタック・インスタンスを操作するための準備の説明に従って、EssbaseインスタスのパブリックIPアドレスを見つけます。たとえば、https://192.0.2.1/essbaseです。

  2. Essbaseスタックの起動」の説明に従って、Essbaseスタックを起動します。

  3. コマンドライン・インタフェースのダウンロードおよび使用で説明されているように、ステップに従ってCLIを設定します。

  4. VPN経由で接続し、ロード・バランサを使用している場合は、プロキシを設定します。プロキシが必要な場合、シェル・セッションごとに設定する必要があります。次に例を示します。

    set HTTPS_PROXY=www-proxy-example.com:80
  5. クライアントをダウンロードした場所にディレクトリを変更します。次に例を示します。

    cd ../../temp/client/cli
  6. CLIシェル(esscs.batまたはesscs.sh)を実行し、最初のEssbaseサービス管理者(スタックのデプロイ中に指定した、IAMまたはIDCSシステム管理者のユーザーID)としてログインします。

    次の例では、パスワードが入力されていないため、管理者は次にその指定を求められます。URLは、スタックをデプロイした結果のジョブ出力のessbase_urlです。

    esscs login -u admin1@example.com -url https://192.0.2.1/essbase

    Essbaseと連携するようにプロビジョニングされたIdentity Cloud Serviceユーザーは、CLIにログインできます。CLIで実行できるアクションは、ロールおよび権限によって決まります。詳細は、Essbaseでのアクセス権限の理解を参照してください。

MaxLクライアントへのログイン

  1. Essbaseスタック・インスタンスを操作するための準備の説明に従って、EssbaseインスタスのパブリックIPアドレスを見つけます。たとえば、https://192.0.2.1/essbaseです。

  2. Essbaseスタックの起動」の説明に従って、Essbaseスタックを起動します。

  3. MaxLクライアントを使用したEssbaseの管理で説明されているように、ステップに従ってMaxLを設定します。

  4. クライアントをダウンロードした場所にディレクトリを変更します。次に例を示します。

    cd ../../temp/client/maxl
  5. startMAXLバッチまたはシェル・スクリプトを実行します。コマンド・プロンプトが開き、MaxLクライアントが起動します。

  6. 資格証明とEssbase URLをMaxLのlogin文に指定してログインします。

    次の例では、admin1@example.comでログインしているユーザーが、最初のEssbaseサービス管理者(Essbaseスタックのデプロイ中に指定した、IAMまたはIDCSシステム管理者のユーザーID)です。この例ではパスワードが入力されていないため、管理者は、次にその入力を求められます。URLは、Essbaseをデプロイした結果のジョブ出力のessbase_urlです。

    login admin1@example.com on "https://192.0.2.1/essbase";

    Essbaseで作業するようにプロビジョニングされたすべてのIdentity Cloud Serviceユーザーは、パワー・ユーザーまたは管理者としてプロビジョニングされているかぎり、MaxLにログインできます。