Essbaseへの接続のテスト
Oracle EssbaseをOracle Cloud Infrastructureにデプロイしたら、Essbase Webインタフェース、キューブ・デザイナ、Essbaseコマンドライン・ツール(CLI)およびMaxLにログインしてEssbaseへの接続をテストします。
ノート:
EssbaseのログインURLについては、Essbase、RESTおよびSmart ViewクライアントのURLを参照してください。Essbase Webインタフェースへのログイン
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Essbaseスタック・インスタンスを操作するための準備の説明に従って、Essbaseインスタスのessbase_urlの値を見つけます。
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「Essbaseスタックの起動」の説明に従って、Essbaseスタックを起動します。
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ブラウザで、Essbaseインスタンスのessbase_urlの値を入力します。
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スタックのデプロイ中に指定した、IAMまたはIDCSシステム管理者のユーザーIDを使用して、最初のEssbaseサービス管理者としてログインします。
初回ログイン時に、ポップアップ・メッセージでアプリケーションの権限を要求されます。「許可」をクリックします。このメッセージは、二度と表示されません。
キューブ・デザイナへのログイン
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Essbaseスタック・インスタンスを操作するための準備の説明に従って、Essbaseインスタスのessbase_urlの値を見つけます。
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「Essbaseスタックの起動」の説明に従って、Essbaseスタックを起動します。
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キューブ・デザイナの設定で説明されているように、ステップに従ってキューブ・デザイナを設定します。
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スタックのデプロイ中に指定した、IAMまたはIDCSシステム管理者のユーザーIDを使用して、最初のEssbaseサービス管理者としてログインします。
Essbase CLIへのログイン
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Essbaseスタック・インスタンスを操作するための準備の説明に従って、EssbaseインスタスのパブリックIPアドレスを見つけます。たとえば、
https://192.0.2.1/essbase
です。 -
「Essbaseスタックの起動」の説明に従って、Essbaseスタックを起動します。
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コマンドライン・インタフェースのダウンロードおよび使用で説明されているように、ステップに従ってCLIを設定します。
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VPN経由で接続し、ロード・バランサを使用している場合は、プロキシを設定します。プロキシが必要な場合、シェル・セッションごとに設定する必要があります。次に例を示します。
set HTTPS_PROXY=www-proxy-example.com:80
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クライアントをダウンロードした場所にディレクトリを変更します。次に例を示します。
cd ../../temp/client/cli
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CLIシェル(esscs.batまたはesscs.sh)を実行し、最初のEssbaseサービス管理者(スタックのデプロイ中に指定した、IAMまたはIDCSシステム管理者のユーザーID)としてログインします。
次の例では、パスワードが入力されていないため、管理者は次にその指定を求められます。URLは、スタックをデプロイした結果のジョブ出力のessbase_urlです。
esscs login -u admin1@example.com -url https://192.0.2.1/essbase
Essbaseと連携するようにプロビジョニングされたIdentity Cloud Serviceユーザーは、CLIにログインできます。CLIで実行できるアクションは、ロールおよび権限によって決まります。詳細は、Essbaseでのアクセス権限の理解を参照してください。
MaxLクライアントへのログイン
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Essbaseスタック・インスタンスを操作するための準備の説明に従って、EssbaseインスタスのパブリックIPアドレスを見つけます。たとえば、
https://192.0.2.1/essbase
です。 -
「Essbaseスタックの起動」の説明に従って、Essbaseスタックを起動します。
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MaxLクライアントを使用したEssbaseの管理で説明されているように、ステップに従ってMaxLを設定します。
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クライアントをダウンロードした場所にディレクトリを変更します。次に例を示します。
cd ../../temp/client/maxl
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startMAXL
バッチまたはシェル・スクリプトを実行します。コマンド・プロンプトが開き、MaxLクライアントが起動します。 -
資格証明とEssbase URLをMaxLのlogin文に指定してログインします。
次の例では、
admin1@example.com
でログインしているユーザーが、最初のEssbaseサービス管理者(Essbaseスタックのデプロイ中に指定した、IAMまたはIDCSシステム管理者のユーザーID)です。この例ではパスワードが入力されていないため、管理者は、次にその入力を求められます。URLは、Essbaseをデプロイした結果のジョブ出力のessbase_urlです。login admin1@example.com on "https://192.0.2.1/essbase";
Essbaseで作業するようにプロビジョニングされたすべてのIdentity Cloud Serviceユーザーは、パワー・ユーザーまたは管理者としてプロビジョニングされているかぎり、MaxLにログインできます。