@INTERSECT
Essbaseの@INTERSECT計算関数は、2つのメンバー・リストの交差を返します。交差は、両方のリストに属する個々のメンバーすべてのセットです。
構文
@INTERSECT(list1, list2)
ノート
この関数は、共有メンバーをプロトタイプ・メンバーとは異なるものとして扱います。そのため、それらのメンバーは交差しません。
例
次の例は、Sample Basicデータベースを使用します。
@INTERSECT(@CHILDREN("100"), @ATTRIBUTE(Can))
は100-10
と100-20
を返します。
@INTERSECT(@CHILDREN("Colas"), @CHILDREN("Diet Drinks");
は、共有メンバーがそれらのプロトタイプ・メンバーと異なると見なされるため、空のセットを返します。
FIX (@INTERSECT(@CHILDREN("100-10"), @CHILDREN("Diet Drinks")))
Sales = 500;
ENDFIX;
@INTERSECT式は、空のセットであると評価されます。そのため、FIX文は、Salesのすべての値を500に設定します。