@LSIBLINGS

Essbaseの@LSIBLINGS計算関数は、指定されたメンバーの左側の兄弟を返します。

構文

@LSIBLINGS(mbrName)

パラメータ

mbrName

すべての有効な単一メンバー名、または単一メンバーを返す関数。

ノート

この関数は、指定したメンバーの左側の兄弟を返します。左側の兄弟は、メンバーと同じ親を共有し、データベースのアウトラインでメンバーに先行する子です。この関数は、指定したメンバーを除外します。

このメンバー・セット関数は、別の関数のパラメータとして使用できます。ここでこのパラメータは、メンバーのリストです。

Essbaseは、生成された左側の兄弟のリストを降順でソートします。例としてSample Basicを使用すると、mbrNameに200-30を指定した場合、Essbaseは200-20、200-10をこの順序で返します。この関数を特定の予測関数および統計関数とともに使用する場合は、この順序を考慮することが重要です。

Sample Basicデータベースの場合:

@LSIBLINGS(Qtr4)

Qtr3、Qtr2、Qtr1をこの順序で返します。これらのメンバーは、Sample BasicアウトラインでQtr4の上に表示されます。

@LSIBLINGS(Utah)

Washington、Oregon、Californiaをこの順で返します。これらのメンバーは、Sample BasicアウトラインでUtahの上に表示されます。