@RSIBLINGS

Essbaseの@RSIBLINGS計算関数は、指定されたメンバーの右側の兄弟を返します。右側の兄弟は、メンバーと同じ親を共有し、キューブのアウトラインでメンバーの後続の子です。

構文

@RSIBLINGS (mbrName)

パラメータ

mbrName: すべての有効な単一メンバー名、または単一メンバーを返す関数。

ノート

この関数は、指定したメンバーを除外します。

この関数は、別の関数のパラメータとして使用できます。ここで、このパラメータは、メンバーのリストです。

Essbaseは、右側の兄弟を昇順でソートします。例としてSample Basicを使用すると、mbrNameに200-10を指定した場合、Essbaseは200-20、200-30、200-40をこの順序で返します。@RSIBLINGSを特定の予測関数および統計関数とともに使用する場合は、この順序を考慮することが重要です。

例

Sample Basicキューブで、次の例では、ConnecticutおよびNew Hampshireを(この順序で)返します。これらのメンバーは、Sample BasicアウトラインでFloridaの下に表示されます:

@RSIBLINGS(Florida)

次の例では、このメンバーがアウトラインのSalesの下に表示されるため、COGSを返します:

@RSIBLINGS(Sales)