@MBRPARENT

Essbaseの@MBRPARENT計算関数は、指定されたメンバーの親を返します。この関数は、一意の重複した名前のアウトラインで使用できます。

構文

@MBRPARENT (mbrName)

パラメータ

mbrName: アウトラインのメンバー名(またはメンバー名を返す式)

例

次の例では、次のアウトライン階層が存在するとします:

Marketディメンション・メンバーEastが拡大し、Springfield、Salem、Bostonという子メンバーを持つMassachusettsが示されています。

@MBRPARENT("Salem")

Massachusettsを返します。


FIX(Actual, Jan, "100-10")
Sales (
IF (@ISLEV("Market", 0))
	@MBRPARENT(@CURRMBR("Market")) / @COUNT(SKIPNONE,@CHILDREN(@MBRPARENT(@CURRMBR("Market"))));
ENDIF
)
ENDFIX

計算スクリプトは、Massachusettsの値をSpringfield、SalemおよびBostonに均等に分散します。