集約ストレージ・アプリケーション、キューブおよびアウトライン

集約ストレージ・キューブを含めるEssbase集約ストレージ(ASO)アプリケーションを作成する必要があります。集約ストレージ・アプリケーションには、キューブを1つのみ含めることができます。新しいASOアプリケーションおよびキューブを作成するか、ブロック・ストレージ・キューブをASOに変換することができます。

集約ストレージ・アプリケーション、キューブおよびアウトラインは、次の方法で作成できます。

  • 新しい集約ストレージ・アプリケーションおよびキューブを作成します。集約ストレージ・アウトラインは、キューブを作成すると自動的に作成されます。これは、アプリケーション・ワークブックを使用して作成できます。

  • ブロック・ストレージ・アウトラインを集約ストレージ・アウトラインに変換してから、変換したキューブとアウトラインを含める集約ストレージ・アプリケーションを作成します。

    Essbaseでは、ブロック・ストレージ・アウトラインを集約ストレージ・アウトラインに変換する次のシナリオがサポートされています。

    • 非Unicodeブロック・ストレージ・アウトラインから、非Unicode集約ストレージ・アウトラインへ

    • 非Unicodeブロック・ストレージ・アウトラインから、Unicode集約ストレージ・アウトラインへ

    • Unicodeブロック・ストレージ・アウトラインから、Unicode集約ストレージ・アウトラインへ

    次の変換シナリオはサポートされていません。

    • Unicodeブロック・ストレージ・アウトラインから、非Unicode集約ストレージ・アウトラインへ

    • 集約ストレージ・アウトラインから、ブロック・ストレージ・アウトラインへ

集約ストレージ・アウトラインへのディメンションとメンバーのロードについては、「集約ストレージ・キューブでのディメンションの構築」および「集約ストレージ・キューブへのデータのロード」を参照してください。

集約ストレージ・アプリケーションおよびキューブの情報はブロック・ストレージの情報とは異なり、集約ストレージ・アプリケーションおよびキューブには、命名に関して特定の制限事項が適用されます。「ASOとの本質的な相違」を参照してください。

ブロック・ストレージ・アウトラインを集約ストレージ・アウトラインに変換するには、MaxLのcreate outline文を使用します。

ノート:

ファイル・システムを使用して、ブロック・ストレージ・アウトラインを集約ストレージ・アプリケーションにコピーしないでください。

集約ストレージ・アプリケーションまたはキューブを作成するには、アプリケーション・ワークブックを使用するか、次のMaxL文を使用します。

  • create application

  • create database