基本的な等式
Essbase式に算術演算を適用して、基本的な等式を作成できます。等式は、データベース・アウトラインまたは計算スクリプト内に含めることができます。
等式の構文は次のとおりです
member = mathematical_operation;
memberはデータベース・アウトラインのメンバー名で、mathematical_operationは有効な算術演算です。
次の例では、Essbaseはデータベースを一巡してSales内の値からCOGS内の値を減算し、結果をMarginに配置します。
Margin = Sales - COGS;
次の例は、データベース・アウトラインおよび計算スクリプトにおける等式の使用方法を示しています。アウトラインでは、次の式をMarkupメンバーに適用します。
(Retail - Cost) % Retail;
次に、計算スクリプトで次の式を使用します。
Markup = (Retail - Cost) % Retail;
Essbaseはデータベースを一巡してRetailの値からCostの値を減算し、結果の値をRetailの値のパーセンテージとして計算し、その結果をMarkupに配置します。