レベル参照を使用した複数のロールアップの作成

複数のパースペクティブから合計を取得できるように、Essbaseアウトラインの異なるレベルで共有メンバーの複数の階層を持つディメンションを構築できます。これを行う1つの方法は、レベル参照ディメンション構築方法を使用することです。

このディメンション構築例の目的は、パッケージ・タイプ(缶)のみでなく、パッケージ材料(アルミニウム缶とスチール缶の売上を比較する)によっても分析を可能にする階層を構築することです。目的の階層を次に示します:

図14-20 サンプル・アウトライン: 様々なレベルでの複数のロールアップ


このイメージは、Productディメンションの異なるレベルの新規共有メンバーを示しています。

レベル参照構築方法を使用する次のディメンション構築ルールは、この例で階層を構築します。

図14-21 サンプル・ルール: レベル参照を使用した複数のロールアップ


レベル参照構築方法を使用して複数のロールアップを作成するためのディメンション構築ルールです。

属性ディメンションの構築は、パッケージ・タイプなどの特性に基づく分析のもう1つのオプションです。