動的計算およびデータベース再構築
動的計算メンバーを密ディメンションに追加する場合、Essbaseでは、メンバーの値に対して、データ・ブロックのスペースが予約されることはありません。したがって、Essbaseではデータベースを再構築する必要はありません。
動的計算メンバーを疎ディメンションに追加する場合、Essbaseでは、インデックスが更新されますが、関連するデータ・ブロックが変更されることはありません。
次の場合、Essbaseでは、データベースの再構築および索引の変更は行われません(Essbaseでは、より高速にデータベース・アウトラインのみが保存されます):
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密ディメンションの動的計算メンバーを追加、削除または移動します。
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疎ディメンションの動的計算メンバーのストレージ・プロパティを非動的ストレージ・プロパティに変更します。
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動的計算メンバーの名前を変更します。
次の場合、Essbaseでは、データベースは再構築されませんが、より高速にデータベースのインデックスが再構築されます:
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疎ディメンションの動的計算メンバーを追加、削除または移動します。
次の場合、Essbaseでは、データベースが再構築されます。
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密ディメンションの非動的メンバーのストレージ・プロパティを動的計算に変更します。
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密ディメンションのストレージ・プロパティを動的計算メンバーから非動的値に変更します。
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疎ディメンションの非動的メンバーのストレージ・プロパティを動的計算に変更します。
「データベース再構築について」を参照してください。