計算スクリプトの保存、実行およびコピー
計算スクリプトは、Essbase WebインタフェースまたはREST APIで作成および保存できます。計算スクリプトを移行またはアップロードしたり、ジョブとして実行したり、他のキューブ(データベース)で再利用することもできます。
計算スクリプトの保存
Essbase計算スクリプトは、計算するキューブ(データベース)に関連付けられたアーティファクトとして保存します。計算スクリプトを複数のキューブで実行する場合は、計算スクリプトを各キューブにアップロードする必要があります。
計算スクリプトがテキスト・ファイルで作成されて、クライアント・コンピュータに保存されている場合は、Essbase Webインタフェースの「スクリプト」ページのエディタにスクリプトを貼り付けて保存することも、Essbaseに計算スクリプト・ファイルをアップロードすることもできます。
関連項目
計算スクリプトの実行
Essbase計算スクリプトを実行する方法は複数あります。Essbase Webインタフェースまたはコマンドライン(CLI)、MaxL、APIまたはSmart Viewから実行できます。
計算スクリプトを実行する前に、Essbase Webインタフェース、REST APIのジョブの実行のエンドポイントまたはその他の方法を使用するかどうかにかかわらず、計算スクリプトを、計算するキューブのアーティファクトとして保存する必要があります。ジョブ・タイプを実行して計算を実行すると、ジョブがバックグラウンドで実行されます。計算のステータスを確認できます。Essbase Webインタフェースを主に使用する場合は、計算の実行を参照してください。
Smart Viewで計算スクリプトを実行するには、Oracle Smart View for Officeの使用のデータの計算に関する項を参照してください。
execute calculation MaxL文またはCLI calcコマンドを使用して、Essbase計算を実行することもできます。
計算スクリプトのコピー
権限に応じて、任意のEssbaseサーバー上のアプリケーションおよびキューブ(データベース)に計算スクリプトをコピーできます。アプリケーションの移行の一環として、スクリプトをサーバー間でコピーすることもできます。
計算スクリプトをコピーするには、create calculation as MaxL文またはCopy Calc Script REST APIエンドポイントを使用することもできます。
関連項目
MaxL execute calculation
CLI calc
REST API ジョブの実行