範囲関数

範囲関数を使用すると、位置、値またはその他の要因に基づいて、メンバーの範囲に対してEssbase関数を実行できます。

表17-6 範囲関数のリスト

関数 計算

@AVGRANGE

メンバー範囲内のメンバーの平均値

@CURRMBRRANGE

Essbaseで現在計算されているメンバーの組合せの相対位置を基準にしたメンバーの範囲

@MAXRANGE

メンバー範囲内のメンバーの最大値

@MAXSRANGE

メンバー範囲内のメンバーの最大値(ゼロと#MISSING値はスキップ可能)

@MDSHIFT

メンバー範囲内の次のメンバーまたはn番目のメンバー(複数のディメンションにおける現在のメンバーと同一の他のメンバーがすべて保持される)

@MINRANGE

メンバー範囲内のメンバーの最小値

@MINSRANGE

メンバー範囲内のメンバーの最小値(ゼロと#MISSING値はスキップ可能)

@NEXT

メンバー範囲内のメンバーの次またはn番目のメンバー

@NEXTS

メンバー範囲内の次またはn番目のメンバー(#MISSING、ゼロまたはその両方の値はスキップ可能)

@PRIOR

メンバー範囲内の直前またはn個前のメンバー

@PRIORS

メンバー範囲内の直前またはn個前のメンバー(#MISSING、ゼロまたはその両方の値はスキップ可能)

@SHIFT

場合によっては@SHIFTPLUSまたは@SHIFTMINUS

メンバー範囲内の次のメンバーまたはn番目のメンバー(現在のメンバーおよび指定したディメンション内で、同一の他のメンバーがすべて保持される)

@SUMRANGE

メンバー範囲内の指定したすべてのメンバー値の合計