WebLogicパスワードの変更

WebLogicサーバー管理コンソールを使用して、Oracle Essbaseおよびミドルウェア・サーバーの管理に使用するWebLogic管理者アカウントのパスワードを変更します。

  1. WebLogic Server管理コンソールにログインします。URLの形式は<host>:<WL_adminserver_port>/consoleです。
    セキュア/TLSモードのコンソールURLの例: https://myserver.example.com:7002/console
    非セキュア・モードのコンソールURLの例: http://myserver.example.com:7001/console
  2. ホーム・ページの「ドメイン構造」で、「セキュリティ・レルム」を選択します。
    WebLogicコンソール・ドメイン構造ツリー。essbase_domainの下には、「ドメイン・パーティション」、「環境」、「デプロイメント」、「サービス」、「セキュリティ・レルム」(強調表示されています)、「相互運用性」および「診断」があります。

  3. 「セキュリティ・レルムのサマリー」「レルム」で、myrealmという名前をクリックします。
    WebLogicコンソールのセキュリティ・レルム・ページのリンクとしてのmyrealmという名前

  4. 「myrealmの設定」で、「ユーザーとグループ」タブを選択します。
  5. 「ユーザー」で、WebLogic管理者のユーザー名をクリックします。たとえば、weblogicをクリックします。
  6. administrator_nameの設定」で、「パスワード」タブを選択します。
  7. 新しいパスワードを2回入力し、「保存」をクリックします。
  8. すべての管理対象サーバーを再起動します。
    1. ホーム・ページの「環境」で、「サーバー」を選択します。
    2. 右側のペインの「サーバーのサマリー」で、「制御」タブをクリックします。
    3. チェック・ボックスからすべてのサーバーを選択し、「停止」→「ただちに強制停止」を選択します。
    4. 「はい」をクリックします。
      サーバーの停止メッセージが表示されます。
      サーバー停止メッセージ: 管理サーバーを停止しているため、コンソールは使用できなくなりました。ノード・マネージャまたはコマンドラインを使用してこのドメインの管理を続行し、手動で管理サーバーを起動する必要があります。サーバーが再起動されたら、ホーム・ページに戻ります。

  9. Essbaseサーバー・ホストにssh接続します。
  10. Essbaseを再起動します(「サーバーの停止、起動および確認」を参照)。起動時にWebLogic管理者のユーザー名と変更後のパスワードの入力が求められ、変更後のパスワードが適切なboot.propertiesファイルに登録されます。