接続文字列の形式

ここでは、EssbaseでRCUリポジトリ・データベースを構成するためにサポートされている、リレーショナル・データベースで使用される接続文字列の形式を示します。

これらの接続文字列は、Essbase構成ツールの使用中に、「データベース接続」画面が表示されたときに役立ちます。

Essbase RCUスキーマ用に使用できるサポート対象データベースは、データベースの下の動作保証マトリックスでリストされています。

Oracle Database

次に、リポジトリとしてOracle Databaseを指定する場合の、サポートされている接続文字列形式の例をいくつか示します。

構文(PDB):
<host>:<port>/<PDB>
例(PDB):
somedb99.example.com:1234/orclpdb
構文(SID):
<host>:<port>/<SID>
例(SID):
somedb99.example.com:1234/ORCL
構文(サービス名):
<host>:<port>/<service_name>
例(サービス名):
somedb99:1234/esscs.host1.oraclecloud.com

構文(長いサービス名):

(DESCRIPTION=(ADDRESS=(host=host_name)(protocol=protocol_name)(port=port_number))
      (CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=service_name)))
例(長いサービス名):
(DESCRIPTION=(ADDRESS=(host=oracle://somedb.example.com)(protocol=TCP)(port=1521))
      (CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=orclpdb)))

Microsoft SQL Server

次に、リポジトリとしてMicrosoft SQL Serverを指定する場合の接続文字列形式の例を示します。

この例では、DBschema (またはmyDBschema)は、表およびデータを含む外部ソース・スキーマの名前です。

構文:
<SQLServerHost>:<Port>:<DBschema>
例:
MSSQLServerHost.example.com:1433:myDBschema