Essbaseのフェイルオーバー構成後のタスク

構成の完了後、ノードにパッチを適用したり、構成ファイルにカスタム変更を加えたりできます。

ノードへのパッチ適用

ノードに最新バイナリのパッチを適用するには、パッチと復元のステップに従って、各ノードにOPatchを適用します。

ノート:

前述のリンクに記載されている開始操作と停止操作は、プライマリ・ノードからのみ実行します。
essbase.cfg、esssql.cfgまたはodbc.iniにカスタム変更を加える場合の追加ステップ
<ドメイン・ホーム>のessbase.cfg、esssql.cfgまたはodbc.iniに必要な変更を加えます。この作業はプライマリ・ノードであるホスト1でのみ行い、各管理対象サーバーを再起動して、アプリケーション間での不整合を防ぎます。次のいずれかの方法を使用します:
  • クラスタを完全に停止し、プライマリ・ノードでessbase.cfg、esssql.cfgまたはodbc.iniファイルに変更を加え、すべてを再起動します。こうすることで、アプリケーション間での不整合は回避されますが、ダウン・タイムが長引くことになります。
  • プライマリ・ノード上のサーバーを停止し、essbase.cfg、esssql.cfgまたはodbc.iniファイルに変更を加え、サーバーを再起動します。ノード1が再起動されたら、ノード2を再起動します。こうすることで、ダウン・タイムが短縮されます。