Essbaseフェイルオーバー構成の開始と検証

フェイルオーバー構成を開始し検証して、フェイルオーバー構成が機能することを確認します。

フェイルオーバー構成の開始
  1. ノード2でノード・マネージャを起動します。
    1. ノード・マネージャが実行されているかどうかを確認します。
      • Linuxの場合は、ノード2にSSHでアクセスし、ps -lf | grep NodeManagerを使用して、ノード・マネージャが稼働しているどうかを確認します。
      • Windowsの場合は、タスク・マネージャでそのjavaプロセスを確認します。
    2. それが実行されていない場合は起動します

      Linuxの場合:

      <Domain Home>/bin/startNodeManager.sh &

      Windowsの場合:

      <Domain Home>\bin\startNodeManager.cmd &
  2. ホスト1にSSHでアクセスし、Essbase (AdminServerと両方の管理対象サーバー)を再起動します(「サーバーの停止、起動および確認」を参照)。

    ノート:

    EPMデプロイメントでのみ、Essbase管理対象サーバーを起動する前にEPMのWebLogic Serverを起動する必要があります。

    各サーバーの起動と停止を個別に行うために、-iパラメータでサーバー名を指定します。

    Linuxの例:

    <Domain Home>/esstools/bin/start.sh -i essbase_server1
    <Domain Home>/esstools/bin/stop.sh -i essbase_server1

    Windowsの例:

    <Domain Home>\esstools\bin\start.cmd -i essbase_server1
    <Domain Home>\esstools\bin\stop.cmd -i essbase_server1

    ノードのステータスを確認するには、次を使用します。

    Linuxの場合:
    <Domain Home>/esstools/bin/status.sh

    Windowsの場合:

    <Domain Home>\esstools\bin\status.cmd
  3. ホスト1の管理コンソールにログインします。
  4. 「<Domain Name>」「環境」「サーバー」リンクをクリックし、両方のEssbase管理対象サーバーがRUNNINGと表示されていることを確認します。
フェイルオーバー構成の検証
  1. Oracle HTTP Serverリンク(http(s)://OHS_Host_Name:OHS_Port/essbase/jet)を使用して、Essbase管理コンソールにログインします。
  2. アクティブなノードを手動で停止するには、次を使用します。

    Linuxの場合:

    stop.sh -i managed_server_name

    Windowsの場合:

    stop.cmd -i managed_server_name

    フェイルオーバー・ノードが引き継ぐことを検証するには、stop.sh (Linux)またはstop.cmd (Windows)を使用して、アクティブなノードを手動で停止します。

    Linuxの例:
    stop.sh -i essbase_server1
    Windowsの例:
    stop.cmd -i essbase_server1

    Essbaseクライアントは、ノードを切り替えるたびに新たにログインする必要があります。

ノート:

アクティブ・ノードからパッシブ・ノードに移行する間の数秒間は、Essbaseにアクセスできません。この時間の長さは、構成設定AGENTLEASEEXPIRATIONTIMEおよびAGENTLEASERENEWALTIMEによって異なります。