リリース21.7.1.0.1 - 2025年2月 - OCI Marketplaceでのスタック・デプロイメント
ここでは、このOCI Marketplaceリリースでのこのスタック・デプロイメントの新機能、拡張機能、問題、パッチ、その他の変更点およびバージョン情報について概要を示します。
新機能、拡張機能および問題
以前の新機能と拡張機能については、以前のリリース・ノートを参照してください。現在の機能の詳細は、Oracle Essbase 21cのドキュメントを参照してください。特定のデプロイメント・オプションについて、このリリースに固有の詳細情報を次に示します。
バージョンの詳細
このリリースで動作保証されているパッチ - 次に記載されている、サポートされているパッチを適用する事前要求です。
- ソフトウェアのバージョン:
- Oracle-Linux-8.10-2024.09.30-0
- Oracle Fusion Middleware 12.2.1.4.0 GA
- Oracle Essbase 21.1.0.0.0 GA
- Oracle JDK 8 update 421 Server JRE
- 適用済パッチ - 次に記載されているものと、ドキュメントに記載されているもの。
ノート:
Essbaseリリース更新パッチには、Essbaseバイナリのみが含まれます。また、その他のパッチ(Fusion Middlewareなど)は手動でダウンロードして適用できます。これらのパッチは最新のリストに含まれています。- 37476485 - WLSスタック・パッチ・バンドル12.2.1.4.250114
ノート:
前述の最新WLSスタック・パッチ・バンドルをインストールした後、パッチ33735326が含まれているかどうかを確認します。存在しない場合は、それを適用する必要があります。適用されたパッチを確認するには、
<ORACLE_HOME>/OPatch
に移動し、opatch lsinventory
コマンドを使用します。パッチ33735326のみを確認するには、grep
を使用します。次に例を示します。
opatch lsinventory | grep 33735326
- 37476511 -- WLSスタック・パッチ・バンドル12.2.1.4.250114 (パッチ37476485) (個別パッチ37476487)
- 35965629 -- WebLogic Server 12.2.1.4.0のADR - 2024年1月版用にサイズ最適化済
- 37453807 -- WLSパッチ・セット更新12.2.1.4.250107
- 36426672 -- WebLogicサンプルSPU 12.2.1.4.240416
- 37351860 -- Coherence 12.2.1.4累積パッチ24 (12.2.1.4.24)
- 36789759 -- FMWプラットフォーム・バンドル・パッチ12.2.1.4.240812
- 37374672 -- FMWサードパーティ・バンドル・パッチ12.2.1.4.241210
- 28186730 -- EM 13.4およびFMW/WLS 12.2.1.3.0、12.2.1.4.0、14.1.1.0.0のOPatch 13.9.4.2.18
- 37258699 -- JDBC19.25バンドル・パッチ12.2.1.4.241107
- 37202255 -- FMW 12.2.1.4.0のRDAリリース25.1-2025121
- 37297691 -- OSS 19Cバンドル・パッチ12.2.1.4.241119
- 37056593 -- FMW 12.2.1.4.0の2024年10月のCLONING SPU
- 31676526: ADBのRCUパッチ
- 30540494: ADBのRCUパッチ
- 30754186: ADBのRCUパッチ
- 37388935 - Oracle ADFバンドル・パッチ12.2.1.4.241212
- 36316422 - Oracle OPSSバンドル・パッチ12.2.1.4.240220 README
- 33735326: バグ33735326の修正、log4j (2.17.1)パッチ
- 37418271 - リリース更新: Oracle Essbase 21.7.1.0.1
- 37476485 - WLSスタック・パッチ・バンドル12.2.1.4.250114
パッチ適用
パッチ適用の手順については、 パッチ適用およびロール・バックを参照してください。
バグ修正および既知の問題
Marketplace経由でのこのバージョンのOracle Essbaseの新規または継続的な既知の問題は次のとおりです:
- バックアップ・スクリプトは、Autonomous Transaction Processingデータベースでのみ機能します
- 手動バックアップに失敗しました
- ルール・エディタを開くのに失敗または遅延しました
- 復元されたインスタンスのバックアップに失敗しました
- オブジェクト・ストレージを使用して構成されているときにスタック破棄ジョブが失敗しました
- ソース・インスタンスでバックアップ/復元を実行したときにイメージ更新エラーが発生しました
- ソース・スタックまたはイメージの破棄後にイメージ更新スタック破棄ジョブが失敗しました
- 構成されているシステム制限をEssbaseサービスが使用していません
- ATP-Dデータベースの使用時にアプリケーションの作成およびデプロイメントに失敗する
- 21.5を21.4または21.4.3に適用するとパッチ適用に失敗する
- ロード・バランサでIDCSインスタンスを構成した後にリダイレクトURLが機能しない
- 19.3.0.n.nからアップグレードされた19cインスタンスの一部でバックアップ・スクリプトが失敗する
- 英語以外の文字のスクリプト/ファイルが移行されない
- 19.3.0.n.nバージョンからアップグレードされたターゲット・インスタンスでバックアップ・スクリプトが失敗する
- SmartViewを使用してアド・ホック分析を実行しようとすると、別名を表示できない
- 21.1または19.3.0.n.nバージョンからアップグレードされたターゲット・インスタンスでバックアップ・スクリプトが失敗する
- Oracle Call Interface (OCI)を使用したロード・ルールで接続が失敗することがある
Oracle Essbaseにおける修正された不具合とその他の既知の問題については、https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=2814450.1を参照してください。
非推奨に関するノート
メジャー・ディメンション(DV)フラット化セレクタは、Essbase Webインタフェースでは非推奨になりました。Essbaseメタデータは、DVによって管理されます。
このリリース以降、RedwoodがデフォルトのUIです。これは、最新のルック・アンド・フィールを持つOracleの標準インタフェースです。ユーザーは古いJET UIを使用できなくなります。