ATTRIBUTEVA

Essbaseレポート・ライターのATTRIBUTEVAコマンドは、指定した可変属性メンバーに関連付けられているすべての基本ディメンション・メンバーを返します。このコマンドを使用すると、指定された属性メンバー・ディメンションとパースペクティブ設定の基本メンバー・リストを問合せできます。

構文

<ATTRIBUTEVA (attMbrName, options, startTuple[, endTuple])

パラメータ

attrMbrName

可変属性ディメンションのメンバー名。

options

ANY

startTuple[, endTuple]

(m1, m2, ..., mN)

attrMbrNameの1つ以上の独立ディメンションに所属するレベル0のメンバーは、入力タプルに含まれる場合があります。

すべての独立ディメンションのメンバーをリストに含めます。メンバーがリストに含まれていない場合、現在の問合せまたは計算コンテキストの同じディメンションのメンバーが使用されます。

ノート

  • attrMbrNameが、属性ディメンションのレベル0以外のメンバーの場合、Essbaseでは、その子に関連付けられたすべての基本ディメンション・メンバーが返されます。

  • ブール属性の場合、ブール・ディメンション名(Caffeinatedなど)を指定すると、Essbaseでは、Caffeinatedメンバーのいずれか(TrueまたはFalseなど)に関連付けられているすべての基本ディメンション・メンバーが返されます。どちらか一方のみが返されるようにするには、そのメンバー名(<ATTRIBUTEVA Caffeinated_Trueなど)を指定します。

  • アウトラインには、ブール、日付および数値の属性ディメンション・メンバー名が重複して含まれる場合があります。たとえば、12は製品のサイズ(オンス)の属性値であると同時に、製品の梱包単位の数を表す値である場合があります。<ATTRIBUTEVAコマンドで重複メンバー名を識別するには、属性のフル・ネーム(<ATTRIBUTE 12_Ouncesなど)を指定します。

<AttributeVa([Ounces_12], ANY, (Jan), (Feb))
<AttributeVa([Ounces], ANY, (Jan))