Clear: キューブからのデータの削除

Essbaseのclear CLIコマンドは、キューブからデータをクリアします。このコマンドを使用するには、データベースの更新以上の権限が必要です。

構文

clear [-verbose] -application appname -db cubename [-option clearOption[-regionspec regionSpec]]

オプション	省略形	説明
-verbose	-v	オプション。より詳細な説明の表示
-application	-a	アプリケーション名
-db	-d	データベース(キューブ)名
-option	-O	オプション。クリアするものを指定するキーワード。省略された場合、デフォルト・オプションはALL_DATAです。 ブロック・ストレージ・キューブのオプション: ALL_DATA—すべてのデータ、リンクされたオブジェクトおよびアウトラインがクリアされます UPPER_LEVEL—上位レベルのブロックがクリアされます NON_INPUT—非入力ブロックがクリアされます 集約ストレージ・キューブのオプション: ALL_DATA—すべてのデータ、リンクされたオブジェクトおよびアウトラインがクリアされます ALL_AGGREGATIONS : すべての集約データがクリアされます PARTIAL_DATA : 指定されたデータ領域のみがクリアされます。-regionspecと一緒に使用します
-regionspec	-rs	クリアする領域を指定するMDX式

例

esscs clear -a ASOSamp -d Basic -O PARTIAL_DATA -rs "{([Jan],[Sale],[Cash])}" 

キューブ・デザイナの「データのロード」オプション、Essbase WebインタフェースまたはREST APIの「ジョブ」、またはMaxLのalter database DBS-NAME resetを使用してもデータをクリアできます。