Calc: 計算スクリプトの実行
Essbaseのcalc CLIコマンドは、キューブ上で計算スクリプトを実行します。このコマンドを実行するには、データベースの更新以上の権限と、計算スクリプトへのプロビジョニングされたアクセスが必要です。
計算スクリプトを実行する前に、最初にスクリプトを(.cscファイルとして)キューブ・ディレクトリにアップロードする必要があります。CLIを使用してファイルをアップロードできます。Upload: キューブ・ファイルの追加を参照してください。
構文
calc [-verbose] -application appname -db cubename -script scriptfilename
オプション | 省略形 | 説明 |
---|---|---|
-verbose | -v | より詳細な説明の表示 |
-application | -a | アプリケーション名 |
-db | -d | データベース(キューブ)名 |
-script | -s | 計算スクリプト名。ファイル拡張子は.csc である必要があります。フルパスを指定する必要はありません。ファイルは、関連するキューブ・ディレクトリ内にあると想定されます。
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例
esscs calc -v -a Sample -d Basic -s CALCALL.CSC
キューブ・デザイナまたはSmart Viewの「計算」オプション、Essbase WebインタフェースまたはREST APIの「ジョブ」、またはMaxLのexecute calculationを使用して、計算スクリプトを実行することもできます。