COLUMN

Essbaseレポート・ライターのCOLUMNコマンドは、列メンバーとして表示されるディメンションを定義します。列メンバーは、データ列の上に表示されます。

このコマンド内でのメンバーの順序によって、レポート内の列ヘッダーの順序が決まります。列メンバーの最初のヘッダー行は、dimListの最初のメンバーと同じディメンションからのものです。以降も、2つ目の行メンバーは2つ目のメンバーのディメンションから、のように続きます。dimListには、各ディメンションから最大で1つのメンバーを含められます。

このコマンドを使用して列ディメンションを識別したら、レポートに含まれるそれらのディメンションのすべてのメンバーが、データ列として定義されます。メンバーが列ディメンションから選択されていない場合は、そのディメンション内の最上位のメンバーが使用されます。

構文

<COLUMN ( dimList)

パラメータ

dimList

ディメンション名またはディメンションのカンマ区切りリスト

ノート

  • ディメンション名にスペースが含まれる場合や、数字で構成される場合、ディメンション名を二重引用符で囲む必要があります。

  • 複数のディメンションが指定されている場合、リスト内の最初のディメンションが各列の最上位に表示され、リストの次のディメンションは、最初のディメンションの下にネストされてページの下のほうに表示されます。以降も同様に続きます。

<COLUMN (Year, Scenario)

各列の先頭にYearメンバーがあるレポートが作成されます。各Yearメンバーの下には、Scenarioのメンバーが先頭にある列がネストされます。