NAMEWIDTH

Essbaseレポート・ライターのNAMEWIDTHコマンドは、レポート内のすべての行名列の幅を判別します。

構文

{ NAMEWIDTH [ width ] }

パラメータ

width

オプション。各列に表示する合計文字数が指定されます。

ノート

このコマンドによって、レポート内のすべての行メンバー名に対する列の幅が決定されます。メンバー名は、列の中に収める必要がある場合は切り捨てられ、レポート内に表示されていない文字があることがチルダ文字(~)で表されます。名前列ごとに異なる幅が必要な場合は、WIDTHコマンドを使用します。

デフォルト値

widthを指定しない場合、デフォルト値の17が指定されているものとして処理されます。

次のレポート・スクリプトは、ギャラリで使用できるDemo Basicキューブ向けに設計されています。Chicagoの最初のレポートには、行名列のデフォルト幅が表示され、Bostonレポートの{ NAMEWIDTH 25 }コマンドによって、行名列の幅が25に増えます。


<PAGE (Market, Accounts, Scenario)
Chicago Sales Actual

      <COLUMN (Year)
      <ICHILDREN Year

<ROW (Product)
<CHILDREN Audio
     !

{ NAMEWIDTH 25 }

Boston Sales Actual

      <ICHILDREN Year

<CHILDREN Audio
     !   
         

この例では、次のレポートが作成されます:

                     Chicago Sales Actual 
                Qtr1   Qtr2   Qtr3   Qtr4    Year 
              ======= ====== ====== ====== ======= 
Stereo          2,591  2,476  2,567  3,035  10,669 
Compact_Disc    3,150  3,021  3,032  3,974  13,177 

                              Boston Sales Actual 
                       Qtr1   Qtr2   Qtr3   Qtr4    Year 
                     ======= ====== ====== ====== ======= 
Stereo                 2,450  2,341  2,377  2,917  10,085 
Compact_Disc           3,290  3,034  3,132  3,571  13,027