PROPS

MaxLのPROPSターミナルは、欠落およびゼロの値、重複値、同じセル内の複数値をデータ・ソース内でどのように処理するかを決定する、Essbase集約ストレージ(ASO)データ・ロード・バッファ・プロパティを表します。

空のソース・データ値の処理方法を指定するASOデータ・ロード・バッファのプロパティは、次のように指定できます:

  • ignore_missing_values: ソース・データの欠落値を無視します。

  • ignore_zero_values: ソース・データのゼロを無視します。

  • aggregate_use_last: 最後にデータ・ロード・バッファにロードされたセルの値を使用して、重複セルを結合します。このオプションを使用すると、重複値がない場合でもデータ・ロードが非常に遅くなります。

    注意:

    aggregate_use_lastの方法は、パフォーマンスに重大な影響を与えるため、大規模なデータ・ロード向けではありません。データ・ロードが100万セルを超える場合、数値データを(任意の型付きメジャーとは)別のデータ・ロード・プロセスに分けることを検討します。個別データ・ロードには、かわりにaggregate_sumを使用できます。

  • aggregate_sum: (デフォルト)バッファの同じセルに複数の値が含まれる場合に値を加算します。

複数のプロパティを使用して競合が発生した場合は、リストされている最後のプロパティが優先されます。

文字列(MaxL構文のノートを参照)

参照元

alter database (集約ストレージ)