Refresh Outline
MaxL refresh outline文は、パーティション化されたEssbaseデータベース間でアウトラインを同期するために役立ちます。
この文は、あるEssbaseアウトラインのディメンション、メンバーまたはメンバー・プロパティが変更されて、その変更をパーティション化されたデータベースに伝播する場合に使用します。
アウトライン同期は、集約ストレージ・データベースに関連するパーティションには有効ではありません。
キーワード
- ...to...
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現在のソース・アウトラインを使用して、リモート・ターゲット・アウトラインをリフレッシュします。
- ...from...
-
リモート・ソース・アウトラインを使用して、現在のターゲット・アウトラインをリフレッシュします。
- purge outline change_file
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ターゲット・アウトラインで適用済または却下済のソース・アウトラインの変更をクリアします。適用または却下されていないソース・アウトラインの変更は、アウトラインの変更ファイルから削除されません。
- apply all
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ターゲット・アウトラインのすべての側面をリフレッシュします。これには、ソース・アウトラインに加えられたディメンションの変更、メンバーの変更およびメンバー・プロパティの変更が含まれます。これは、アウトラインのリフレッシュに推奨される方法です。その理由は、いくつかの変更を省略することを選択する場合、それらの変更は後で適用できないためです。
- apply nothing
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ソース・アウトラインの変更をターゲット・アウトラインのどの側面にも適用しません。ソースの変更がターゲットに実際には適用されませんが、ターゲット・アウトラインはソースに同期されたとみなされて、タイムスタンプは更新されます。
- apply on dimension...
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ソース・アウトラインに加えられた、ディメンションへのすべてまたは一部の変更を反映して、ターゲット・アウトラインをリフレッシュします。
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add: 追加されたディメンションを反映してリフレッシュします。
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delete: ディメンションを削除してリフレッシュします。
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rename: ディメンションの名前を変更してリフレッシュします。
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update: メンバーが更新されたディメンションを反映してリフレッシュします(文でapply on memberも使用されている場合に必要です)。
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move: アウトラインのディメンションの順序をリフレッシュします。
ターゲットでリフレッシュするソース・ディメンションの変更のタイプをカンマを使用して区切ります。たとえば、追加したディメンションまたは移動したディメンションのみを反映してリフレッシュするには、次の句を使用します:
apply on dimension add, move
。 -
- apply on member...
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ソース・アウトラインに加えられた、物理メンバーに対するすべてまたは一部の変更を反映して、ターゲット・アウトラインをリフレッシュします。apply on dimension updateが必要です。
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add: 追加されたメンバーを反映してディメンションをリフレッシュします。
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delete: メンバーを削除してディメンションをリフレッシュします。
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rename: メンバーの名前を変更してディメンションをリフレッシュします。
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move: ディメンションのメンバーの順序または階層をリフレッシュします。
ターゲットでリフレッシュするソース・メンバー変更のタイプをカンマを使用して区切ります。たとえば、追加または移動されたメンバーのみを反映してリフレッシュするには、次の句を使用します:
apply on dimension update, apply on member add, move
。 -
- apply on member_property...
-
ソース・アウトラインに加えられたメンバー・プロパティのすべてまたは一部の変更を反映して、ターゲット・アウトラインをリフレッシュします。apply on dimension updateが必要です。
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account_type: アカウント・タイプの変更を反映してリフレッシュします。
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alias: 別名への変更を反映してリフレッシュします。
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calc_formula: メンバー式への変更を反映してリフレッシュします。
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consolidation: 連結タグへの変更を反映してリフレッシュします。
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currency_conversion: 通貨換算フラグへの変更を反映してリフレッシュします。
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currency_category: 通貨カテゴリへの変更を反映してリフレッシュします。
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data_storage: データ・ストレージ・タグへの変更を反映してリフレッシュします。
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uda: UDAへの変更を反映してリフレッシュします。
ターゲットでリフレッシュするソース・メンバー・プロパティ変更のタイプをカンマを使用して区切ります。たとえば、更新されたメンバー式のみを使用してリフレッシュするには、次の句を使用します:
apply on dimension update, apply on member_property calc_formula
。 -
例
refresh outline on replicated partition sampeast.east to samppart.company
apply all;
ソース・アウトライン(Sampeast.east)に加えられたすべての変更を反映して、(Samppart.companyデータベースの)ターゲット・アウトラインがリフレッシュされます。
refresh outline on replicated partition Sampeast.east to Samppart.company
apply on dimension update, apply on member rename, apply on member_property account_type;
ソース・アウトライン(Sampeast.east)に加えられた変更を反映して(Samppart.companyデータベースの)ターゲット・アウトラインがリフレッシュされます。勘定科目タグの付いたメンバーの名前が変更されたことによる更新がディメンションに反映されます。