定義済接続に基づくロケーション別名の作成

ここでは、ロケーション別名の作成方法を示します。これはXREF/XWRITE式でリモート・クラウド・インスタンス上のキューブからデータを参照する必要がある場合に使用できます。ロケーション別名を作成するとき、ユーザー名とパスワードは指定しません。保存済の接続を使用します。

ここでは、パーティションまたはXREF/XWRITEに対する再利用可能な接続の定義の説明に従って接続を作成したとします。
  1. 「ロケーション別名」ページに移動します。
    • Redwoodインタフェース「アプリケーション」ページで、アプリケーションを開いてデータベース(キューブ)を開きます。
    • クラシックWebインタフェース「アプリケーション」ページで、ターゲット・アプリケーションを展開します。ローカル・キューブの行で、「アクション」メニューをクリックして「検査」をクリックします。
  2. 「ロケーション別名」をクリックします。
  3. 「ロケーション別名の追加」をクリックします。
  4. 「ロケーション別名」フィールドに名前を入力します。
  5. 「Essbase接続」フィールドで、リモート・キューブをホスティングしているEssbaseインスタンスへの保存済の接続を選択します。
  6. リモートのアプリケーションおよびデータベースを選択して、「保存」をクリックします。
これで、ロケーション別名が作成されました。これをリモート・キューブからターゲットへの読取り操作で使用するには、ローカル・キューブのメンバー式または計算スクリプトで@XREF関数を使用します。これをローカルからリモート・キューブへの書込みに使用するには、ローカル・キューブで@XWRITEを使用します。
@XREF (locationAlias [, mbrList])
@XWRITE (expression, locationAlias [, mbrList])