2.6 ワークスペースでのユーザーの管理
新しいユーザー・アカウントの作成、既存のユーザー・アカウントの管理およびユーザー・パスワードの変更を行います。
ヒント:
「管理」メニューと「ワークスペース管理」ホームページの両方から多くのワークスペース管理機能(サービスの管理、ユーザーとグループの管理など)にアクセスできます。一貫性を保つために、このセクションでは「ワークスペース管理」ホームページにユーザーをナビゲートします。
- アプリケーション・アカウント認証の概要
 Application Expressアカウントは、Oracle Application Expressのユーザー・リポジトリでユーザー・アカウントを作成および管理する組込みの認証方法です。ユーザー・アカウントは、アプリケーションでApplication Expressアカウント認証を使用している場合に特に有効です。
- Application Expressのユーザー・ロールについて
 Oracle Application Expressユーザーは4つのロールに分類されます。
- ユーザー・アカウントの作成
 ワークスペース管理者は、新規ユーザー・アカウントを1つずつ作成することも、複数のアカウントを1回の操作で作成することもできます。
- 既存のユーザー・アカウントの編集
 「ユーザーとグループの管理」ページで既存のユーザー・アカウントを編集します。
- ユーザー・アカウントのロックおよびロック解除
 ユーザー・アカウントをロックおよびロック解除して、ワークスペースへのアクセスを制御します。
- ユーザー・アカウント・パスワードの変更
 「ユーザーとグループの管理」ページでユーザー・アカウント・パスワードを変更します。
- ユーザー・アカウントの削除
 ワークスペース管理者は、ユーザー・アカウントを1つずつ削除することも、複数のアカウントを1回の操作で削除することもできます。
- ユーザー・ダッシュボードの表示
 ユーザー・ダッシュボードには、アカウント情報、現在のワークスペースのユーザー、定義済ユーザー・グループ、最近作成されたユーザーおよびユーザー・ステータスのサマリーが表示されます
- グループを使用したApplication Expressユーザーの管理
 ワークスペース管理者は、グループを使用してApplication Expressユーザーを作成および管理できます。グループを使用すると、管理者はユーザー権限を分類および管理できます。
親トピック: ワークスペースおよびアプリケーションの管理
2.6.1 アプリケーション・アカウント認証の概要
Application Expressアカウント認証は、Oracle Application Expressのユーザー・リポジトリでユーザー・アカウントを作成および管理する組込みの認証方法です。ユーザー・アカウントは、アプリケーションでApplication Expressアカウント認証を使用している場合に特に有効です。
参照:
Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「Application Expressアカウント資格証明」
親トピック: ワークスペースでのユーザーの管理
2.6.2 Expressのユーザー・ロールの概要
Oracle Application Expressユーザーは4つのロールに分類されます。
Oracle Application Express開発環境にアクセスするには、ユーザーはワークスペースという作業用の共有領域にサインインします。ユーザーは、次の4つの主なロールに分類されます。
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                        エンド・ユーザーには、開発または管理機能へのアクセス権がありません。エンド・ユーザーは、ワークスペースにサインインしてアプリケーションを作成することはできません。エンド・ユーザーは、既存のデータベースまたはWebシート・アプリケーションのみを実行できます。 
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                        開発者は、アプリケーションの作成と編集、ワークスペース・アクティビティの監視、ダッシュボードの表示を行うユーザーです。 
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                        ワークスペース管理者は、ユーザー・アカウントの管理、ワークスペース・アクティビティの監視、ログ・ファイルの表示など、ワークスペース固有の管理タスクを実行するユーザーです。 
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                        インスタンス管理者は、Application Express管理サービス・アプリケーションを使用して、ホスティングされたインスタンス全体を管理するスーパーユーザーです。インスタンス管理者は、ワークスペースの作成、機能とインスタンス設定の構成、およびセキュリティの管理を行います。 
親トピック: ワークスペースでのユーザーの管理
2.6.3 ユーザー・アカウントの作成
ワークスペース管理者は、新規ユーザー・アカウントを1つずつ作成することも、複数のアカウントを1回の操作で作成することもできます。
- 新しいユーザー・アカウントの作成
 「ユーザーとグループの管理」ページで新しいユーザー・アカウントを作成します。
- 複数ユーザーの同時作成
 複数の新規ユーザー・アカウントを同時に作成します。
親トピック: ワークスペースでのユーザーの管理
2.6.3.1 新規ユーザー・アカウントの作成
「ユーザーとグループの管理」ページで新規ユーザー・アカウントを作成します。
新しいユーザー・アカウントを作成するには:
ヒント:
インスタンス管理者は、Oracle Application Expressインスタンス全体に対してこれらの設定を構成し、パスワードの複雑性ポリシーを定義できます。認証制御について、強力なパスワード・ポリシーについておよびパスワード・ポリシーの構成を参照してください。
2.6.5 ユーザー・アカウントのロックおよびロック解除
ユーザー・アカウントをロックおよびロック解除して、ワークスペースへのアクセスを制御します。
ユーザー・アカウントをロックまたはロック解除するには:
参照:
親トピック: ワークスペースでのユーザーの管理
2.6.6 ユーザー・アカウント・パスワードの変更
「ユーザーとグループの管理」ページでユーザー・アカウント・パスワードを変更します。
ユーザー・アカウント・パスワードを変更するには、次の手順を実行します。
参照:
親トピック: ワークスペースでのユーザーの管理
2.6.7 ユーザー・アカウントの削除
ワークスペース管理者は、ユーザー・アカウントを1つずつ削除することも、複数のアカウントを1回の操作で削除することもできます。
- 単一のユーザー・アカウントの削除
 「ユーザーとグループの管理」ページで単一のユーザー・アカウントを削除します。
- 複数ユーザーを一度に削除
 「ユーザーとグループの管理」ページで複数のユーザー・アカウントを一度に削除します。
親トピック: ワークスペースでのユーザーの管理
2.6.7.1 単一のユーザー・アカウントの削除
「ユーザーとグループの管理」ページで単一のユーザー・アカウントを削除します。
ユーザー・アカウントを削除するには:
親トピック: ユーザー・アカウントの削除
2.6.7.2 複数ユーザーを一度に削除
「ユーザーとグループの管理」ページで複数のユーザー・アカウントを一度に削除します。
1回の操作で複数のユーザー・アカウントを削除するには:
親トピック: ユーザー・アカウントの削除
2.6.8 ユーザー・ダッシュボードの表示
ユーザー・ダッシュボードには、アカウント情報、現在のワークスペースのユーザー、定義済ユーザー・グループ、最近作成されたユーザーおよびユーザー・ステータスのサマリーが表示されます
ユーザー・ダッシュボードを表示するには:
親トピック: ワークスペースでのユーザーの管理
2.6.9 グループを使用したApplication Expressユーザーの管理
ワークスペース管理者は、グループを使用して、Application Expressユーザーを作成および管理できます。グループを使用すると、管理者はユーザー権限を分類および管理できます。
- グループについて
 管理者はユーザー・グループを作成して、アプリケーションの様々な部分へのアクセスを制限できます。
- グループの作成
 「グループ」ページでユーザー・グループを作成します。
- 既存のユーザー・グループの編集
 「グループ」ページでユーザー・グループを編集します。
- グループに対するユーザーの追加と削除
 「グループ」ページでユーザー・グループを追加および削除します。
- グループを他のグループに割当て
 アプリケーション・グループをユーザー・グループに割り当てて、権限を管理します。
- グループの割当ての表示
 「グループ割当て」ページには、ユーザーと他のグループに割り当てられているグループがリストされます。グループを使用して、権限を分類および管理します。
親トピック: ワークスペースでのユーザーの管理
2.6.9.1 グループについて
管理者はユーザー・グループを作成して、アプリケーションの様々な部分へのアクセスを制限できます。
ユーザー・グループを作成すると、管理者は次のことができます。
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                           アプリケーション・コンポーネントへのアクセスを制御します。 
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                           ユーザーのグループの権限を管理します。アプリケーション・グループをユーザー・グループに割り当てて、ユーザー・アクセスを制御できます。 
ユーザー・グループは、異なる認証スキーム上で移植することはできず、主としてApplication Expressアカウント資格証明認証を使用するときに役に立ちます。