3.3.5 REST管理インタフェースの使用
REST管理インタフェースを使用して、REST管理インタフェースの有効化または無効化、RESTクライアント・アプリケーションの登録、RESTクライアントの詳細の表示、またはRESTクライアントの削除を行います。
ノート:
開発環境のセキュリティとパフォーマンスを確保するために、この機能はOracle Cloudで実行されているApplication Expressインスタンスでは使用できません。ヒント:
REST管理インタフェースには、Oracle REST Data Services (ORDS)リリース3.0.5以上が必要です。
- REST管理インタフェースについて
REST管理インタフェースを使用するには、まず、RESTクライアント・アプリケーションを登録してから、クライアントの詳細を確認し、OAuthクライアント資格証明認証フローに従って、アクセス・トークンを取得します。 - REST管理インタフェースの有効化
インストール後、REST管理インタフェースは無効化されています。有効にするには、インスタンス管理者はOracle Application Express管理サービスにサインインする必要があります。 - RESTクライアント・アプリケーションの登録
RESTクライアントの接続を確立するためには、内部管理者はRESTクライアント・アプリケーションを登録する必要があります。 - RESTクライアントの詳細の表示
RESTクライアントの詳細は、「REST管理インタフェース」ダイアログで表示します。 - RESTクライアントの削除
「ORDSクライアントの詳細」ダイアログが表示されている間にRESTクライアントを削除します。 - REST管理インタフェースの無効化
「REST管理インタフェース」ダイアログでREST管理インタフェースを無効にします。
参照:
-
OAuthフロー機能についてさらに学習するには、チュートリアル: リソースの保護およびアクセス in Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイドを参照してください
-
Oracle Application Express APIリファレンスのREST管理インタフェースAPIの使用
親トピック: インスタンス設定の管理
3.3.5.1 REST管理インタフェースについて
REST管理インタフェースを使用するには、まず、RESTクライアント・アプリケーションを登録してから、クライアントの詳細を確認し、OAuthクライアント資格証明認証フローに従って、アクセス・トークンを取得します。
REST管理インタフェースを提供するために、Oracle Application Expressはインストール時にデータベース・ユーザーAPEX_INSTANCE_ADMIN_USER
を作成します。権限の低いこのスキーマは、CREATE SESSION
システム権限のみを付与されており、インストール後にロックされます。「REST管理インタフェース」を使用するには、まずAPEX_INSTANCE_ADMIN_USER
ユーザーのロックを解除する必要があります。REST管理インタフェースのサービス・モジュールはAPEX_INSTANCE_ADMIN_USER
スキーマに格納されています。Oracleでは、APEX_INSTANCE_ADMIN_USER
への直接ログインは要求または推奨されません。
親トピック: REST管理インタフェースの使用
3.3.5.2 REST管理インタフェースの有効化
インストール後、REST管理インタフェースは無効になっています。有効にするには、インスタンス管理者はOracle Application Express管理サービスにサインインする必要があります。
「REST管理インタフェース」を有効にするには:
- APEXデータベース内の
APEX_INSTANCE_ADMIN_USER
データベース・ユーザーのロックを解除します。 - Oracle Application Express管理サービスにサインインします。
- 「インスタンスの管理」をクリックします。
- 「インスタンスの設定」で、「REST管理インタフェース」をクリックします。
- 「REST管理インタフェース」ダイアログで、「サービスの有効化」をクリックします。
親トピック: REST管理インタフェースの使用
3.3.5.3 RESTクライアント・アプリケーションの登録
RESTクライアントの接続を確立するためには、内部管理者はRESTクライアント・アプリケーションを登録する必要があります。
RESTクライアント・アプリケーションを登録するには:
親トピック: REST管理インタフェースの使用
3.3.5.4 RESTクライアントの詳細の表示
RESTクライアントの詳細は、「REST管理インタフェース」ダイアログで表示します。
開発者は、OAuthクライアント資格証明認証フローに従って、RESTクライアントの詳細を使用してアクセス・トークンを取得できます。
ヒント:
OAuthフロー機能についてさらに学習するには、チュートリアル: リソースの保護およびアクセス in Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイドを参照してください。
RESTクライアントの詳細を表示するには:
親トピック: REST管理インタフェースの使用
3.3.5.5 RESTクライアントの削除
「ORDSクライアントの詳細」ダイアログが表示されている間にRESTクライアントを削除します。
RESTクライアントを削除するには:
親トピック: REST管理インタフェースの使用
3.3.5.6 REST管理インタフェースの無効化
「REST管理インタフェース」ダイアログでREST管理インタフェースを無効にします。
REST管理インタフェースを無効にするには:
- Oracle Application Express管理サービスにサインインします。
- 「インスタンスの管理」をクリックします。
- 「インスタンスの設定」で、「REST管理インタフェース」をクリックします。
- 「REST管理インタフェース」ダイアログで、「サービスの無効化」または「サービスの無効化とクライアントの削除」をクリックします。
親トピック: REST管理インタフェースの使用