6.1 アプリケーションの作成ウィザードについて

Oracle Application Expressアプリケーションを作成するには、開発者はアプリケーションの作成ウィザードを実行します。

アプリケーションの作成ウィザードを実行するには、アプリケーション・ビルダーのホームページで「作成」ボタンをクリックします。

ヒント:

アプリケーション・ビルダーのホームページに初めてアクセスすると、「新規アプリケーションの作成」というラベルの付いたグレーのボックスが表示されます。「新規アプリケーションの作成」をクリックすると、アプリケーションの作成ウィザードにアクセスするためのショートカットになります。

アプリケーションの作成ウィザードを実行すると、作成するアプリケーションのタイプを選択するよう求められます。オプションは次のとおりです。

  • 新規アプリケーション。選択した表に基づいて、または有効なSQLを指定して、完全に機能するデータベース・アプリケーションを作成します。カレンダ、カード、チャート、ダッシュボード、フォーム、対話グリッド、マスター・ディテールまたは編集可能グリッド、レポートなどの様々なコンポーネントを含むページを追加できます。アプリケーションの情報ページ、ロールベースのユーザー認証、エンド・ユーザー・アクティビティ・レポート、特定の機能を有効または無効にする構成オプション、エンド・ユーザーのコメントを収集するフィードバック・メカニズム、エンド・ユーザーが独自のテーマ・スタイルを選択できるようにする「カスタマイズ」ボタンなどのアプリケーション・レベルの機能を追加します

  • 「ファイルから」。CSV、XLSX、XMLまたはJSONファイルをアップロードするか、データをコピーして貼り付けてから、アプリケーションを作成します。

  • 生産性アプリケーション。アプリケーション・ギャラリへのリンク。アプリケーション・ギャラリには、わずか数回のクリックでインストールできるビジネス生産性アプリケーションおよびサンプル・アプリケーションのセットが含まれています。生産性アプリケーションは、プロジェクト管理、調査、共有カレンダ、トラッキング・アプリケーションなどの実際の機能を提供するように設計された、十分に開発されたポイント・ソリューションです。生産性アプリケーションは、インストール、実行および削除できます。デフォルトでは、「ロック済」であり、完全にサポートされています。ロックを解除すると、アプリケーションはサポートされなくなりますが、特定の要件を満たすように更新できます。サンプル・アプリケーションは完全なアプリケーションではなく、かわりにコード・スニペットやサンプル・コードが含まれています。サンプル・アプリケーションはワークスペースでのインストールに使用でき、デフォルトで編集可能です。

  • Webシート。Webシート・アプリケーションを使用すると、ユーザーはSQLのプログラミング知識がなくてもデータ中心のアプリケーションを作成できます。Webシート・アプリケーションは簡略化されたアプリケーションで、ページ、データ・グリッドおよびレポートをサポートしています。これらのアプリケーションは非常に簡単に作成でき、コミュニティの貢献をサポートするように設計されています。

  • クイックSQL。インデントされたテキスト・ドキュメントからリレーショナル・データ・モデルを作成するために必要なSQLを生成します。クイックSQLは、SQLの表、トリガー、および索引構造の作成に必要な時間と労力を削減するように設計されています。

  • アプリケーションのコピー。既存のアプリケーションのコピーを作成します。

  • ヘルプ。Oracle Help Centerにあるこのページの説明にリンクされています。