12.3.9 ブレッドクラム・テンプレート

ブレッドクラム・テンプレートは、ブレッドクラム・エントリの表示方法を制御します。

関連項目:

テーマの使用

12.3.9.1 ブレッドクラム・スタイルのナビゲーションについて

ブレッドクラムを使用すると、階層的なナビゲーションが可能になり、リンクのリストまたはブレッドクラム・パスとして表示できます。

このテンプレートは、リージョンの作成時に選択します。ブレッドクラムは通常、現在のページが、アプリケーション内の他のページに対してどの位置にあるかを示します。ユーザーは特定のページをクリックするだけで、そのページを表示できます。「サンプル・データベース・アプリケーション」のブレッドクラム・ナビゲーションの例を次に示します。

12.3.9.2 ブレッドクラム・テンプレート属性

この項では、一般的なブレッドクラム・テンプレート属性について説明します。

12.3.9.2.1 名前

「名前」は、テンプレートの名前を示します。テンプレートに翻訳が必要なテキスト文字列が含まれていることを示すには、「翻訳可能」チェック・ボックスを使用します。「テーマ」は、テンプレートが関連付けられているテーマを示します。「テンプレート・クラス」は、そのテンプレートに固有の用途を示します。テーマに切り替えると、あるテーマのすべてのテンプレートは、別のテーマの対応するテンプレートにマップされます。アプリケーション・ビルダーは、テンプレート・クラスの割当てによってこのテンプレート・マッピングを行います。

12.3.9.2.2 定義

定義属性は、ブレッドクラムの表示方法を制御します。表12-8に、定義属性を示します。

表12-8 定義属性

属性 説明

最初の前

最初のブレッドクラム・エントリの前に表示するテキストを定義します。置換文字列#COMPONENT_CSS_CLASSES#を使用して、CSSクラスをブレッドクラム・テンプレートに適用します。コンポーネントCSSクラスを編集するには、リージョン属性を編集します。

参照: リージョン属性の編集

カレント・ページのブレッドクラム・エントリ

カレント・ページに対応するブレッドクラム・エントリの外観を定義します。

カレント・ページ以外のブレッドクラム・エントリ

カレント・ページに対応していないブレッドクラム・エントリの外観を定義します。

最後の後

最後のブレッドクラム・エントリの後に表示するテキストを定義します。

レベル間

ブレッドクラム・エントリのレベル間に表示するテキストを定義します。

最大レベル

ブレッドクラムをブレッドクラム・スタイルで表示する際に使用するレベル数を指定します。

12.3.9.2.3 置換文字列

置換文字列は、コンポーネント値を参照するためにサブテンプレート内で使用されます。表12-9に、使用可能なボタン・テンプレートの置換文字列を示します。

ヒント:

テンプレートのすべての置換文字列は、大文字で指定し、シャープ記号(#)で囲む必要があります。特定のテンプレートでサポートされる置換文字列のレポートを表示するには、ブレッドクラム・テンプレートの編集ページの「置換文字列」セクションを参照してください。

表12-9 ブレッドクラム・テンプレートの置換文字列

参照元 置換文字列 説明

最初の前

#COMPONENT_CSS_CLASSES#

コンポーネントCSSクラス。

#COMPONENT_CSS_CLASSES#文字列は、テンプレート・オプションが定義されているテンプレートの最初の前属性に含める必要があります。#COMPONENT_CSS_CLASSES#文字列には、対応するテンプレート・オプション・クラスが実行時に注入されます。

カレント・エントリ

#LINK#

URLリンク。

カレント・エントリ

#LONG_NAME#

ブレッドクラムの詳細な名前。

カレント・エントリ

#NAME#

ブレッドクラム・ラベル。

カレント・エントリ

#NAME_ESC_SC#

ブレッドクラム・ラベル(HTML文字をエスケープ)。

非カレント・エントリ

#LINK#

URLリンク。

非カレント・エントリ

#LONG_NAME#

ブレッドクラムの詳細な名前。

非カレント・エントリ

#NAME#

ブレッドクラム・ラベル。

非カレント・エントリ

#NAME_ESC_SC#

ブレッドクラム・ラベル(HTML文字をエスケープ)。