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- RESTデータ・ソースの作成
18.4.2 RESTデータ・ソースの作成
「共有コンポーネント」からRESTデータ・ソースを作成します。
RESTデータ・ソースを作成するには:
- 「RESTデータ・ソース」ページにナビゲートします。
- ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
- アプリケーションを選択します。
- アプリケーションのホームページで、ページの中央にある「共有コンポーネント」をクリックします。
- 「データ・ソース」で、「RESTデータ・ソース」を選択します。
- 「RESTデータ・ソース」ページで、「作成」をクリックします。
- 「方法」で、「最初から」を選択し、「次へ」をクリックします。
ヒント:
「既存のRESTデータ・ソースのコピーとして」を選択した場合は、コピーするアプリケーションを選択して、画面に表示される手順に従います。 - 「一般」で、次のステップを実行します。
- RESTデータ・ソース・タイプ: 次のいずれかを選択します。
- 簡易HTTP: 簡単なHTTPデータ・フィードを表示します。Application Expressでは、すべてのデータは最初のリクエストで返され、サーバーはサーバー側フィルタリング、順序付けまたはその他の拡張RESTサービス機能をサポートしないと想定されます。呼出しの詳細とパラメータはすべて手動で構成する必要があります。RESTサービスがORDSサービスまたはOracle Cloud SaaSサービスのいずれでもない場合は、このタイプを使用します(次を参照)。
- Oracle REST Data Services: ORDS (Oracle REST Data Services) REST Servicesを表示します。これらのRESTサービスはOracle REST標準に準拠しており、GET、POST、PUTまたはDELETE操作が標準化されています。サーバー側フィルタリングと順序付けがサポートされます。Application Expressでは、レポートの順序およびフィルタをRESTサービスに委任することで、これらの機能を利用できます。
- Oracle Cloud Applications (SaaS) REST Service: Oracle Cloud SaaS Applicationsにより提供されるRESTful Webサービスが表示されます。このWebサービス・タイプを使用して、Oracle SaaS REST ServicesをApplication Expressアプリケーションに統合します。Application Expressでは、これらのサービスのページ区切りがサポートされています。
- Oracle Cloud Infrastructure (OCI) REST Service: Oracle Cloud Infrastructureによって提供されるRESTful Webサービスを示します。OCI REST Service (オブジェクト・ストアへのアクセスなど)をApplication Expressアプリケーションに統合する場合、このWebサービス・タイプを使用します。Application Expressでは、これらのサービスのページ区切りがサポートされています。このタイプを使用するには、Oracle Application ExpressがOracle Database 18c以上にインストールされている必要があります。
- 名前: このRESTデータ・ソースのわかりやすい名前を入力します。
- URLエンドポイント: このRESTデータ・ソースのエンドポイントURL (
http://
またはhttps://
で始まる)を入力します。ヒント:
?name1=value&name2=value
を付加して、問合せ文字列パラメータを追加しないでください。これらは、認証を構成した後に「詳細」ウィザード・ページで構成します。 - HTTPSホスト名: HTTPSリクエストに対してリモート・サーバーの証明書の共通名(CN)と照合するホスト名。これは、
*.example.com
のようなドメイン名でもある場合があります。NULLである場合、特定のURL内のホスト名が使用されます。 - 「次」をクリックします。
- RESTデータ・ソース・タイプ: 次のいずれかを選択します。
- リモート・サーバー:
- リモート・サーバー: 既存のリモート・サーバー・オブジェクトを選択します。RESTデータ・ソースのHTTPエンドポイントURLは、リモート・サーバー(ベースURL)とサービス固有の部分で構成されます。リモート・サーバーは、個別のエンティティとして保存されます。複数のRESTデータ・ソースが同じリモート・サーバーを共有する場合、リモート・サーバー定義内のベースURLを変更するのみで、それらを別の物理的な場所(テストから本番など)に簡単にリダイレクトできます。
- ベースURL: これは、選択したリモート・サーバー・オブジェクトのベースURLです。このRESTデータ・ソースのHTTPエンドポイントURLは、ベースURLと次のサービス固有のパス接尾辞で構成されます。
- サービスURLパス: このRESTデータ・ソースのサービス固有のURLパスを入力します。HTTPエンドポイントURLは、これを、リモート・サーバー・オブジェクトで指定されたベースURLに付加することで生成されます。
次に例を示します。
-
/services/customers/
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/products/4711/details
-
- 「次」をクリックします。
- 「認証が必要です」では、新しいRESTデータ・ソースが認証を必要とするかどうかを選択します。
ヒント:
認証についてさらに学習するには、資格証明についてのサポートされている認証タイプについてを参照してください
- 続行するには、次のいずれかを選択します。
- RESTソースの手動作成: このオプションには、検出モードが含まれていません。以前に入力した情報に基づいて、いくつかのサンプル操作とサンプル・データ・プロファイルでRESTデータ・ソースが作成されます。このオプションでは、Oracle Application Expressコンポーネントで使用できない不完全なRESTデータ・ソースが作成されます。外部Webサービスを正しく反映するには、操作とデータ・プロファイルを編集する必要があります。
- 詳細: データ・プロファイルの詳細パラメータを表示します。「レスポンス・サンプル」を使用して、サンプルのJSON (またはXML)レスポンスをアップロードします。ファイルがアップロードされると、アップロードされたファイルに対してOracle Application Expressがデータ・プロファイル検出を実行します。
- 検出: 検出モードを開始します。Oracle Application Expressで、外部のWebサービスに関する情報を取得するために、複数のHTTPリクエストが実行されます。Application Expressで、Webサービスによって返されたデータ(JSONまたはXML)のサンプルを取得し、データ・プロファイル(JSON属性に関するメタデータで構成される)を導出します。その後、検出結果が表示され、RESTデータ・ソースを作成するかどうかが確認されます。
- 「詳細」をクリックすると、パラメータ・ページが表示されます。 パラメータ・ページを使用して、検出で必要になる可能性がある初期RESTデータ・ソース・パラメータを構成します。一部のRESTデータ・ソースでは、特定のHTTPヘッダー(
User-Agent
など)の設定が必要になる場合があります。詳細パラメータを設定したら、「RESTソースの手動作成」または「検出」を選択します。 - 「検出」を選択すると、Application ExpressによってRESTサービスURLが呼び出され、プレビューが表示されます。Application Expressでは、JSONレスポンスから属性とそのデータ型が導出され、それを使用してデータ・プロファイルが作成されます。
表示される情報は、ターゲット・サービスの複雑さによって異なります。JSONレスポンス属性に関するメタデータを提供しない簡易HTTPサービスまたはORDSサービスの場合、Application Expressによって、JSONまたはXMLレスポンスが調査されて、データがサンプリングされて、データ・プロファイルの提案が作成されます。「データ」タブには、サンプル・レスポンス・データがレポート形式で表示されます。
「列」タブには、Application Expressが検出中に見つけたデータ・プロファイルの列に関する情報が表示されます。このタブを使用して、列のデータ型が正しいかどうかを確認します。
「サーバー・レスポンス」をクリックして、レスポンス本文、レスポンス・ヘッダー、RESTデータ・ソース操作など、RESTデータ・ソースのレスポンスに関する追加の詳細情報を表示します。
- 「RESTデータ・ソースの作成」をクリックします。RESTデータ・ソースが作成されます。
親トピック: RESTデータ・ソースの管理