25.6 レガシー・マスター・ディテール・フォームの作成

ページの作成ウィザードを実行し、「レガシー・ページ」→「レガシー・マスター・ディテール」を選択して、レガシー・マスター・ディテール・フォームを作成します。

ノート:

レガシー・マスター・ディテール・フォームは、レガシー・アプリケーション・コンポーネントです。レガシー・コンポーネントは引き続きOracleでサポートされますが、開発者は1つ以上の対話グリッドを含む新しいマスター・ディテール・フォーマットを使用することをお薦めします。マスター・ディテール・フォームの作成を参照してください。

開発者は、ページの作成ウィザードを使用して、データベースに外部キー・リレーションシップが定義されていない2つの表からレガシー・マスター・ディテール・フォームを作成できます。基礎となるデータベースで外部キーと適切に定義されたリレーションシップを使用することをお薦めしますが、開発者は必ずしも各自のデータベース・モデルを変更できるわけではありません。

レガシー・マスター・ディテール・フォームでは、マスター・ディテール・フォーム・ページに、ユーザーがマスター結果セット内で前後に移動するためのボタンが含まれています。ウィザードの実行中に、どの列でナビゲーションの順序を決定するかを選択します。また、2ページまたは3ページで構成されるマスター・ディテール・フォームを作成し、個別のページの単一レコード編集でレポートに表示される詳細レコードを含めることもできます。

ページの作成ウィザードを使用してレガシー・マスター・ディテール・フォームを作成するには:

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. アプリケーションを選択します。
  3. 「ページの作成」をクリックします。
  4. 「ページの作成」で、次のステップを実行します。
    1. ユーザー・インタフェース: ページのユーザー・インタフェースを選択します(オプション)。
      この属性は、古いテーマを使用し、デスクトップおよびモバイル・ユーザー・インタフェースが定義されているアプリケーションに対してのみ表示されます。
    2. ページ・タイプ: 「レガシー・ページ」「レガシー・マスター・ディテール」を選択します。

      ヒント:

      コンポーネント・ページは、ページ・レベルの機能を提供し、指定されたアプリケーション内でレポート、フォーム、チャート、カレンダなどを複数回追加できます。機能ページは、アプリケーション・レベルの機能を提供し、アプリケーションごとに1回のみ追加できます。

  5. 「マスター表と列」で、次のステップを実行します。
    1. 表/ビューの所有者: マスター表を所有するスキーマを選択します。
    2. 表/ビューの名前: マスター・ページに含める列を含む表またはビューを選択します。
    3. 列の選択: マスター・ページに表示する列を選択します。後で列を追加できます。
    4. ユーザー・インタフェースのデフォルト値を使用: ユーザー・インタフェースのデフォルト値を使用してフォームを作成するかどうかを選択します。「いいえ」を選択した場合、ウィザードでユーザー・インタフェースのデフォルト値は使用されません。
    5. 「次」をクリックします。
  6. 「ディテール表と列」で、次のステップを実行します。
    1. 関連する表のみの表示: ディテール表のリストを、マスター表に関連する表のみに制限するかどうかを指定します。「はい」または「いいえ」を選択します。
    2. 表/ビューの所有者: 表またはビューの所有者を選択します。デフォルトで選択された表またはビューの所有者は、アプリケーションの所有者と同一です。アプリケーションの所有者が他のスキーマの表またはビューに対するSELECT権限を持っている場合、他のスキーマを選択できます。
    3. 表/ビューの名前: ディテール・ページに含める列を含む表またはビューを選択します。
    4. 列の選択: ディテール・ページに表示する列を選択します。後で列を追加できます。
    5. 「次」をクリックします。

      次に、主キーを定義します。フォームでは、データベース内の表の行に対する挿入、更新および削除操作が実行されます。表に定義されている主キー、または表内の行を一意に識別するROWID擬似列のいずれかを使用して、行を識別します。

  7. 「主キーの定義」で、次のようにします。

    表ごとに1つを選択します。

    1. データベースで管理(ROWID): ROWID擬似列を使用して、更新および削除する行を識別します。
    2. 主キー列の選択: フォームは、ソース表の主キー列を使用します。選択した場合、「主キー列1」と、オプションで「主キー列2」を指定します。詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
    3. 「次」をクリックします。
  8. 「マスター・ディテール・リンク」で、次のようにします。

    マスター表とディテール表の関係を定義します。列名(表名で完全修飾された名前)を入力するか、またはリストから列名を選択できます。

    1. リンク・マスター列: マスター列を選択します。
    2. リンク・ディテール列: ディテール列を選択します。
    3. 「次」をクリックします。
  9. 「マスター・オプション」で、次のステップを実行します。

    ナビゲーション順の列が定義されていないと、マスターの更新フォームは、主キー列を使用してナビゲートします。デフォルトでは、このウィザードでマスター・レポート・ページが作成されます。すでにレポート・ページがある場合は、マスター・レポート・ページを作成しないように選択できます。

    1. マスター行ナビゲーションを含めますか。: 「はい」または「いいえ」を選択します。「はい」を選択した場合は、ナビゲーション順の列を定義します。ナビゲーション順の列が定義されていないと、マスターの更新フォームは、主キー列を使用してナビゲートします。

      ナビゲーション順の列が定義されていないと、マスターの更新フォームは、主キー列を使用してナビゲートします。デフォルトでは、このウィザードでマスター・レポート・ページが作成されます。すでにレポート・ページがある場合は、マスター・レポート・ページを作成しないように選択できます。

    2. マスター行のナビゲーションの順序: マスター行のナビゲーションの順序を選択します。
    3. セカンダリ・ナビゲーションの順序: セカンダリ・ナビゲーションの順序を選択します。
    4. マスター・レポートを含めますか。: すでにレポート・ページがある場合は、「いいえ」をクリックします。
    5. 「次」をクリックします。
  10. 「レイアウト」で、次のようにします。
    1. 同一ページで表形式フォームとしてディテールの編集: 選択すると、2ページのマスター・ディテールが作成されます。
    2. 別のページでディテールの編集: 選択すると、3ページのマスター・ディテールが作成されます。
    3. 「次」をクリックします。
  11. 「ページ属性」で、次のステップを実行します。

    ノート:

    このページでは、マスターおよびディテール・ページの情報が示されます。指定したページが存在しない場合は、そのページが作成されます。

    マスター・ページ

    1. ページ番号: マスターおよびディテールを表示するページ番号を入力します。ページが存在しない場合は、新しいページが作成されます。
    2. ページ・タイトル: 新規ページのページ・タイトルを入力します。ページがすでに存在する場合は、既存のページ名が表示されます。
    3. リージョン・タイトル: マスターおよびディテールが含まれるリージョンの名前を入力します。
    4. ページ・モード: ページ・モードを指定します。詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。

    ディテール・ページ

    1. ページ番号: ページ番号を入力します。
    2. ページ・タイトル: ページ・タイトルを入力します。
    3. 「次」をクリックします。
  12. ナビゲーション・メニューで、このページをどのようにナビゲーション・メニューに統合するかを選択して、「次へ」をクリックします。詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
  13. 「確認」で、次のようにします。

    属性を確かめて、選択を確認します。

  14. 「作成」をクリックします。