18.3.4 例: REST対応SQLサービス参照の作成

リモート・データベースに対するREST対応SQLサービス参照を作成する例を確認します。

次の例では、ベースURL http://server.example.com:8080/ords/scott_obeを使用して、SCOTT_OBE Exampleという名前の架空のREST対応SQLサービス参照を作成します。

ヒント:

REST対応SQL参照を作成する前に、開発者は、開始する前に: REST対応SQLサービスの要件で説明されている要件を満たす必要があります。

REST対応SQLサービス参照を作成するには:

  1. REST対応SQLページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
    2. 既存のアプリケーションを選択します。
    3. アプリケーションのホームページで、ページの中央にある「共有コンポーネント」をクリックします。
    4. 「データ・ソース」(ページの左下)で、「REST対応SQL」を選択します。
  2. REST対応SQLページで、「作成」をクリックします。
  3. 「一般」で、次を指定します。
    1. 名前: このREST対応SQLサービスのわかりやすい名前を入力します。例: SCOTT_OBE Example
    2. エンドポイントURL: このREST対応SQLサービスのベースURLを入力します。例: http://server.example.com:8080/ords/scott_obe
    3. 「次」をクリックします。
  4. 「認証」で、適切な資格証明を指定します。
    1. 資格証明: 認証のための既存の資格証明を選択します。例: 新しい資格証明を作成するには、「- 新規入力 -」を選択します。
    2. 資格証明名: 資格証明のわかりやすい名前を入力します。例: SCOTT_OBE Credentials
    3. 認証タイプ: 認証タイプを指定します。例: 「基本認証」
    4. クライアントID: データベース・ユーザー名を入力します。例: SCOTT_OBE
      基本認証のユーザー名は大文字に変換されます。大/小文字を区別するユーザー名を使用するには、接頭辞として感嘆符(!)を付けてください。
    5. クライアント・シークレット: データベース・ユーザー名を入力します。
    6. クライアント・シークレットの確認: パスワードを入力します。
  5. 「作成」をクリックします。

    Oracle Application Expressで、REST対応SQLサービスがテストされます。すべてが正しかった場合(つまり、正しいURL、スキーマ名およびパスワードを含めた場合)、「REST対応SQLサービスのテスト」のメッセージが次の図のように表示されます。test_rest_enabled_ref1.pngの説明が続きます
    図test_rest_enabled_ref1.pngの説明

  6. 「Close」をクリックします。
REST対応SQLサービスがREST対応SQLページに表示されます。