6 「データベース・ユーザー」ページ
注意:
DBAロールおよびPDB_DBAロールを持つデータベース・ユーザーとしてサインインした場合にのみ使用可能です。「データベース・ユーザー」ページにナビゲートするには、次のいずれかを実行します。
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「データベース・アクション」ページで、「データベース・ユーザー」をクリックします。
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「セレクタ」
をクリックして、左側のナビゲーション・ペインを表示します。「管理」メニューを展開し、「データベース・ユーザー」を選択します。
「データベース・ユーザー」ページは、「現在のユーザー」と「すべてのユーザー」の2つの部分から構成されています。
現在のユーザー
ユーザー名、REST対応かどうか、REST別名、アカウントの有効期限(日数)および最終ログイン日時などの現在のユーザーに関する情報が表示されます。左側のアイコンには、ユーザーのステータスが緑(オープン)、青(ロック)または赤(期限切れ)のいずれかの色で表示されます。
下部にあるURLは、ユーザーがREST対応の場合にのみ表示されます。SQL Developer Webのユーザー・ログイン・ページへのURLが表示されます。URLをユーザーのクリップボードにコピーするには、「クリップボードにコピー」を使用します。
「オブジェクト・サブメニュー」をクリックして、コンテキスト・メニューを開きます。使用できるアクションは、次のとおりです。
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編集: 「ユーザーの編集」ダイアログが開きます。このダイアログでは、現在のユーザーの情報を編集できます。ユーザーの作成/編集についてを参照してください。
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RESTの有効化: REST非対応のユーザーをREST対応にします。このオプションを初めて選択すると、RESTの有効化ダイアログが開きます。REST対応ユーザーについてを参照してください。
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RESTの無効化: REST対応のユーザーを非対応にします。
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RESTサービスの削除: Oracle REST Data Services (ORDS)に格納されているREST別名、ベース・パスなどのユーザーのRESTデータを削除します。
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削除: ユーザーの削除ダイアログが開きます。このダイアログでは、ユーザーを削除できます。ユーザーの削除についてを参照してください。
すべてのユーザー
データベースに作成された他のすべてのユーザーに関する情報が表示されます。「検索」フィールド(大/小文字は区別されません)を使用してユーザーを検索したり、ソート・アイコンを使用してユーザーを昇順または降順にソートできます。また、ユーザー・ステータスまたはRESTステータスでフィルタ処理することもできます。
ユーザーを作成するには、「ユーザーの作成」をクリックして「ユーザーの作成」ダイアログを開きます。詳細は、ユーザーの作成/編集についてを参照してください。
次の2つのビューがあります。
(カード・ビュー): ユーザー情報をカード・ビューで表示します。これはデフォルトの表示ビューです。各ユーザー・カードには、ユーザーのステータス、パスワードの失効、ユーザー名、コンテキスト・メニューなどの詳細が表示されます。
(グリッド・ビュー): ユーザー情報を表形式で表示します。各行の最後の列には、コンテキスト・メニュー・アイコンがあります。
6.1 ユーザーの作成/編集について
新規データベース・ユーザーを作成することも、既存のデータベース・ユーザーを編集することもできます。
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新規データベース・ユーザーを作成するには、「データベース・ユーザー」ページで「ユーザーの作成」をクリックします。
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既存のデータベース・ユーザーを編集するには、関連付けられているユーザーのコンテキスト・メニューから「編集」を選択します。
ユーザーのプロパティは、「ユーザー」タブと「付与されたロール」タブの2つのタブにグループ化されています。
「ユーザー」タブ
データベース・ユーザーの一般的なプロパティを指定します。
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ユーザー名: ユーザー名の文字列。既存のユーザーの場合、このフィールドは読取り専用です。名前を変更するには、ユーザーを削除して、目的の名前で新しいユーザーを作成する必要があります。
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新規パスワード: 新規ユーザーの場合はパスワード文字列、既存のユーザーの場合は新しいパスワード。「パスワードの確認」にも同じパスワード文字列を入力する必要があります。
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パスワードが期限切れです: このオプションを選択すると、パスワードは期限切れとしてマークされ、ユーザーがデータベースに接続するには事前にパスワードの変更が必要になります。
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アカウントがロックされています: このオプションを選択すると、このユーザーに関連付けられたアカウントのロックをDBAユーザーが解除するまで、ユーザーはデータベースに接続できません。
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REST対応化: このオプションを選択した場合、ユーザーはREST対応になります。関連するフィールド(「別名」、URLマッピング・タイプおよび「承認が必要」)に入力します。これらのオプションは、REST対応化ダイアログでも選択できます。
「付与されたロール」タブ
ユーザーに付与するロールを指定します。各ロールで「付与済」を選択すると、そのロールが付与されます。ユーザーが他のユーザーにロールを付与できるようにするには、「管理」を選択します。「付与済」および「管理」にデフォルト設定を使用する場合は、「デフォルト」を選択します。「REST対応」が選択されている場合、新規ユーザーにはCONNECTおよびRESOURCEロールが付与されます。
6.2 REST対応ユーザーについて
REST対応でないユーザーをREST対応にすることができます。
「データベース・ユーザー」ページで、ユーザーのコンテキスト・メニューから「RESTの有効化」を選択します
ユーザーに対して「RESTの有効化」を初めて選択した場合は、「REST対応ユーザー」ダイアログが表示されます。その後、RESTを無効にしてからRESTの有効化を再び選択すると、RESTが有効にされたことを示すメッセージが表示されます。この場合、以前に設定したRESTデータがRESTの有効化に使用されます。新しいRESTデータを入力するには、「RESTサービスの削除」を選択してから、RESTの有効化を再度選択します。
スキーマ別名: URLで使用するスキーマ名の別名を入力します。
URLマッピング・タイプ: BASE_PATHまたはBASE_URLを選択します。
認可が必要です: スキーマの場合、このスキーマのOracle REST Data Servicesメタデータ・カタログへのアクセスを許可する前に、ユーザーの認可を必要とするかどうかを制御します。
6.3 ユーザーの削除について
このオプションを使用してユーザーを削除します。
「データベース・ユーザー」ページで、ユーザーのコンテキスト・メニューから「削除」を選択してユーザーを削除します。
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カスケード: このオプションを選択すると、依存オブジェクトもすべて削除されます。
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RESTサービスの削除: このオプションを選択すると、すべてのユーザーのRESTデータがORDSから削除されます。
注意:
ユーザーの削除時にこのオプションを選択しない場合、同じユーザー名のユーザーを次回作成すると、REST対応のプロパティが引き続き保持されています。
ユーザーの削除をクリックすると、確認またはエラー通知が表示されます。