Oracle ZFS Storage Appliance は、個々のシェア (ファイルシステムおよび LUN) やプロジェクトの内部で作成されたシェアに対する透過的なデータ暗号化を提供します。ソフトウェアリリース OS8.8.0 以降では、ストレージプールの作成時に、すべてのプロジェクトおよび受信レプリケーションストリームで暗号化を要求するようにプールを設定できます。プロジェクトの暗号化を有効にするようにプールが設定されている場合、シェアはデフォルトでプールの暗号化設定を継承します。アプライアンスの初期設定時や出荷時リセット後の再構成時には、キーストアが構成されていないので、プールの暗号化プロパティーは設定できません。