複数のOracle BI EEデータ・ソースへの接続

Oracle Business Intelligence Enterprise Editionデータ・ソースにはプライベート接続を使用して接続します。

プライベート接続の詳細は、プライベート接続の作成を参照してください。

共有接続を使用して接続するには、共有接続情報をファイルに保存する必要があります。「Oracle Smart View for Officeインストールおよび構成ガイド」のXMLファイルからの共有接続へのアクセスに関する項を参照してください。

また、Oracle Smart View for Officeは、1つのOfficeワークシート、スライド、またはドキュメントからの複数のOracle BI EEプライベート接続をサポートしています。

たとえば、1つのワークシートに、2つの異なるOracle BI Presentation Catalogからの2つのグラフを挿入し、シートをリフレッシュできます。グラフはそれぞれ異なるサーバーからの最新のデータを使用して更新されます。

複数のOracle BI EEサーバーに接続する場合:

ユーザーはSmart Viewパネルで接続を切り替え、対応するカタログを閲覧できます。
ユーザーは異なる接続から取得したビューを同じOfficeドキュメントに挿入できます。
ビュー・デザイナがSmart Viewリボンから起動され、Oracle BI EEビューが選択されていない場合、ビュー・デザイナは最後に使用されたOracle BI EEサーバーに接続されます。
Oracle BI EEからコンテンツをペーストするためにSmart Viewリボンからペーストが起動される場合、ペースト・アクションは最後に使用されたOracle BI EE接続を使用します。
異なる接続からのビューを含むドキュメントをリフレッシュする場合、ビューは挿入元のサーバーからリフレッシュされます。
Excelワークシートに含められるExcelピボット・テーブル・ビューは1つのみです。また、Excelピボット・テーブル・ビューは常に新しいワークシートに挿入されます。これは単独のデータ・ソースに接続している場合にも、複数のデータ・ソースに接続している場合にも想定される動作です。

複数のOracle BI EEプライベート接続に接続するには:

Smart Viewホームから、またはの隣にある矢印をクリックして表示されるメニューから、「プライベート接続」をクリックします
「プライベート接続」パネルで、ドロップダウン・メニューから接続を選択し、「データ・ソースに接続」で、データ・ソースのユーザー名とパスワードを入力します。

Oracle BI EEカタログからビューを挿入したと仮定します。次にステップ3に進みます
ワークシート、スライド、またはドキュメントの別の部分にカーソルを移動します。
「プライベート接続」パネルで、別の接続をドロップダウン・メニューから選択します。
「データ・ソースに接続」で、2番目のデータ・ソースのユーザー名とパスワードを入力します。

新しく接続したデータ・ソースからOfficeドキュメントにビューを挿入できるようになりました
接続する他のデータ・ソースに対して、ステップ3からステップ5までを繰り返し実行します。