アド・ホック・グリッドでのExcel式の保持

Excel式をアド・ホック・グリッドのメンバーおよびデータ・セルに関連付け、セルのスタイルをセットしてこのようなセルを特定します。

クラウド・データ・ソース・タイプ: Oracle Analytics Cloud - EssbasePlanningFinancial Consolidation and CloseTax ReportingNarrative Reporting

オンプレミス・データ・ソース・タイプ: Oracle EssbaseOracle Hyperion Financial ManagementOracle Hyperion Planning

デフォルトでは、アド・ホック操作の実行時に式は保持されます(「ピボット」および「元に戻す」は除く)。

ノート:

  • 問合せの実行を高速化するために、式およびコメントの保持を無効にできます。ただし、このオプションを無効にすると、式はアド・ホック操作の実行時に上書きされます。

  • Narrative Reporting: 「アドホック操作の式とコメントを保持(ピボットと元に戻すを除く)」が選択されている場合にのみ「リフレッシュ」操作はサポートされます。「ズーム・イン」または「選択項目のみ保持」などの他のアド・ホック操作はサポートされていません。

  • Financial Management 11.1.2.2.xxx以降、Financial Managementアプリケーションのカスタム・ディメンションは、Oracle Smart View for Officeの式で別名として参照されます。Smart Viewでは、式を解釈できなくなりました。保存されたワークブック内の古いフォーマットの式は機能しません。したがって、式ごとにディメンション識別子を更新して、カスタム・ディメンションの新しい別名を反映する必要があります。

関連項目:

アド・ホック・グリッドでの式の保持を指定するには:

  1. Smart Viewのリボンから、「オプション」をクリックし、左側のパネルで「メンバー・オプション」を選択します。
  2. 次のいずれかの操作を行います:
    • アド・ホック・グリッドで式を保持するには、「アドホック操作の式とコメントを保持(ピボットと元に戻すを除く)」を選択します。

    • 式の保持を無効にするには、「アドホック操作の式とコメントを保持(ピボットと元に戻すを除く)」をクリアします。この操作は、式を保持する必要がなく、問合せを高速に実行する場合にのみ行います。

    ノート:

    「アドホック操作の式とコメントを保持(ピボットと元に戻すを除く)」オプションは「メンバー・オプション」に表示されますが、選択内容はメンバーとデータ・セルの両方の式に適用されます。

  3. 「OK」をクリックします。