1.16 AUTOSTART

適用対象

Manager (Classic)、Microservices Administration Serverのプロファイル

説明

AUTOSTARTパラメータでは、Managerが起動するときに、1つ以上のExtractまたはReplicatプロセスを自動的に起動します。AUTOSTARTによって、すべてのプロセス・グループを見逃すことなく、即座に同期アクティビティを開始できます。

同じパラメータ・ファイルで複数のAUTOSTART文を使用できます。

PASSIVEモードで作成されたExtractグループにこのパラメータを適用するには、関連付けられている別名Extractグループが存在するターゲット・システム上のManagerに対してこのパラメータを使用します。Oracle GoldenGateは、ソース・システムに起動コマンドを送信します。パッシブExtractグループに対してローカルで使用すると、AUTOSTARTは無視されます。

Managerは、再起動時に順序が正しくないトランザクションを検出すると、Extractを再起動しません。かわりに警告を出し、SEND EXTRACTETROLLOVERオプションを使用してトレイルを次のファイルに切り替え、エラーの原因のトランザクションをスキップするよう通知します。

デフォルト

プロセスを自動起動しません。

構文

AUTOSTART {{EXTRACT | REPLICAT | ER} group_name | JAGENT}
EXTRACT

Extractを自動的に起動します。

REPLICAT

Replicatを自動的に起動します。

ER

ExtractとReplicatを自動的に起動します。

group_name

EXTRACTREPLICATERにのみ有効です。JAGENTは、入力としてグループ名を使用しません。1つのグループ名、または複数のグループを指定するワイルドカードを指定します。ワイルドカードを使用する場合、Oracle GoldenGateは、PASSIVEモードのものを除き、ローカル・システム上のワイルドカードの条件を満たす、指定されたプロセス・タイプのすべてのグループを起動します。

JAGENT

Oracle GoldenGate Monitor JAgentを自動的に起動します。詳細は、『Oracle GoldenGate Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIX』を参照してください。

AUTOSTART ER *

このパラメータの使用方法をMicroservicesから調べるには、Oracle GoldenGate Microservices Architectureを使用したデータ・レプリケーションの手順Administration Server: Profile Pageに関する項を参照してください。