1.146 SCHEMAEXCLUDE
適用対象
Extract、Replicat、DEFGEN
説明
SCHEMAEXCLUDE
パラメータでは、ワイルドカードを使用してTABLE
文またはMAP
文で所有者を指定している場合、指定したソース所有者(スキーマなど)によって所有されるソース・オブジェクトをOracle GoldenGate構成から除外します。このパラメータは、2つまたは3つの部分からなる名前に有効です。
ワイルドカードは、オプションのcatalog
またはcontainer
の他、schema
の指定に使用できます。すべてのオブジェクトを除外するというようなワイルドカードを使用していないことを確認してください。『Oracle GoldenGateの管理』に記載されている、ワイルドカードを使用する場合のルールに従ってください。
ファイルまたはトレイルを指定するパラメータとの関連でSCHEMAEXCLUDE
の位置により、その効果が決まります。トレイルまたはファイルを指定するパラメータは、EXTFILE
、RMTFILE
、EXTTRAIL
、RMTTRAIL
です。パラメータは次のように機能します。
-
SCHEMAEXCLUDE
を任意のTABLE
パラメータまたはSEQUENCE
パラメータの前かつトレイルまたはファイルを指定するパラメータの前に指定した場合は、すべてのトレイルまたはファイルと、すべてのTABLE
パラメータおよびSEQUENCE
パラメータにグローバルに適用されます。 -
SCHEMAEXCLUDE
をトレイルまたはファイルを指定するパラメータの後に指定した場合は、そのトレイルまたはファイルと、関連付けられているTABLE
パラメータまたはSEQUENCE
パラメータに対してのみ有効です。パラメータ・ファイルには複数のトレイルまたはファイルを指定でき、それぞれの後に一連のTABLE
、SEQUENCE
およびTABLEEXCLUDE
を指定します。
SCHEMAEXCLUDE
は、関連付けられたTABLE
パラメータまたはSEQUENCE
パラメータより前に評価されます。したがって、それらの出現順序による違いはありません。
EXCLUDEWILDCARDOBJECTSONLY
パラメータも参照してください。
デフォルト
なし
構文
SCHEMAEXCLUDE [container
.]schema
例
- 例1
-
このOracleの例では、
container
とschema
の両方を指定する必要があり、指定の一部としてワイルドカードを使用する方法を示しています。EXTRACT capt USERIDALIAS alias1 RMTHOST sysb, MGRPORT 7809 RMTTRAIL /ggs/dirdat/aa SCHEMAEXCLUDE pdbtest.test* TABLE pdb*.*.*;
- 例2
-
次に、データベースに2つの部分からなる名前のみが必要な場合に
SCHEMAEXCLUDE
を使用する方法の例を示します。TABLE abc*.*; SCHEMAEXCLUDE abctest*
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータ