1.154 SOURCEDEFS

適用対象

Extractデータ・ポンプおよびReplicat

説明

SOURCEDEFSパラメータでは、ソース表またはファイルの定義が含まれるファイル名を指定します。形式Oracle GoldenGateリリース12.2.xのトレイル・ファイルが使用されるときには、トレイル・ファイルはオブジェクト定義のあるメタデータ・レコードを含んでいるため、ソース定義はデフォルトで必要とされません。ただし、異種のソースとターゲット間で、形式Oracle GoldenGateリリース12.1.x以下のトレイル・ファイルを使用して、データをレプリケートするとき、またはトレイル・ファイルがno_objectdefsオプションで作成されているときには、ソース定義は必要です。

お使いのOracle GoldenGate構成に応じて、次の1つまたは複数のプロセスでSOURCEDEFSを使用します。

  • ターゲット・システム上のReplicatプロセス

  • ソースまたは仲介システム上のデータ・ポンプ

ソース定義ファイルを生成するには、DEFGENユーティリティを使用します。データ・ポンプまたはReplicatを起動する前に、仲介システムまたはターゲット・システムにこのファイルを送信してください。

たとえば、各SOURCEDEFSファイルに別々のアプリケーションの定義が保持されている場合など、複数のソース定義ファイルを使用するときは、パラメータ・ファイルで複数のSOURCEDEFS文を使用できます。

同じパラメータ・ファイルで、SOURCEDEFSASSUMETARGETDEFSを使用しないでください。

デフォルト

なし

構文

SOURCEDEFS file_name [OVERRIDE]
file_name

ソース・データ定義を含むファイルの相対名または完全修飾名。

OVERRIDE

デフォルトで、メタデータ・レコードの表定義はSOURCEDEFSファイルの定義よりも優先されます。

OVERRIDEを指定すると、Replicatに対して、メタデータではなく定義ファイルの定義を使用するように要求します。

例1   
SOURCEDEFS dirdef\tcust.def
例2   
SOURCEDEFS /ggs/dirdef/source_defs