5.1 ノートブック・クラシックの作成

ノートブック・クラシックは、データ分析、データ検出、データ・ビジュアライゼーションおよびコラボレーションのためのWebベース・インタフェースです。

ノートブック・クラシックを作成するたびに、インタープリタ設定の指定が含まれています。ノートブック・クラシックには、インタープリタ・バインディングの順序を決める、バインディングの内部リストが含まれています。ノートブック・クラシックは、SQL文の記述、PL/SQLスクリプトの実行およびPythonコマンドの実行が可能なノートブック・コンポーネントであるパラグラフからなります。1つのパラグラフに入力セクションと出力セクションがあります。入力セクションでは、テキストとともに実行するインタープリタを指定します。この情報はインタープリタに送信されて実行されます。出力セクションにインタープリタの結果が表示されます。
ノートブック・クラシックを作成するには:
  1. Oracle Machine Learning UIホームページで、ノートブック・クラシックをクリックします。ノートブック・クラシックページが開きます。
  2. ノートブック・クラシックページで、「作成」をクリックします。
    「ノートブックの作成」ウィンドウが表示されます。
  3. 「名前」フィールドに、ノートブックの名前を入力します。
  4. 「コメント」フィールドに、コメントを入力します(ある場合)。
  5. 「OK」をクリックします。
ノートブック・クラシックが作成され、それがノートブック・エディタで開かれます。これを使用して、SQL文の実行、PL/SQLスクリプトの実行、Python、RおよびCondaコマンドの実行ができます。そのためには、パラグラフの入力セクションに次のいずれかのディレクティブを指定します。
  • %sql — SQLインタープリタに接続し、SQL文を実行する場合
  • %script — PL/SQLインタープリタに接続し、PL/SQLスクリプトを実行する場合
  • %md — Markdownインタープリタに接続し、Markdownプレーン・テキストから静的htmlを生成する場合
  • %python — Pythonインタープリタに接続し、Pythonスクリプトを実行する場合
  • %r — Rインタープリタに接続し、Rスクリプトを実行する場合。
  • %conda — Condaインタープリタに接続し、ノートブック・セッション内にサードパーティのPythonおよびRライブラリをインストールする場合。